「ロックバンドの登場だ!」Dragon Ash、幕張で貫禄のパフォーマンス

7

677

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 458 787
  • 67 シェア

ビクターエンタテインメントが主催するライブイベント「ビクターロック祭り2015」が、本日3月14日に千葉・幕張メッセ 国際展示場9-11ホールにて開催。この記事ではDragon Ashのライブの模様をレポートする。

Dragon Ash(Photo by Rui Hashimoto / Azusa Takada[SOUND SHOOTER])

Dragon Ash(Photo by Rui Hashimoto / Azusa Takada[SOUND SHOOTER])

大きなサイズで見る(全5件)

Dragon Ash(Photo by Rui Hashimoto / Azusa Takada[SOUND SHOOTER])

Dragon Ash(Photo by Rui Hashimoto / Azusa Takada[SOUND SHOOTER])[拡大]

BOTS(DJ)がステージに姿を現し、華麗なスクラッチでファンのボルテージを上げたところでメンバーが登場。桜井誠(Dr)がパワフルなドラムを叩き込み、バンドはパンクチューン「The Show Must Go On」でライブをスタートさせた。Kj(Vo, G)は「お待ちかね! ロックバンドの登場だ!」と挨拶。KenKen(B)と桜井とアイコンタクトを取りながら息の合ったプレイを見せ、その脇ではダンサーのDRI-V(Dancer)とATSUSHI(Dancer)がしなやかな舞いでステージを彩る。続く「Trigger」ではプレイヤー陣がアグレッシブな演奏で、重厚なサウンドを繰り出した。

KenKenが巧みなスラップベースを繰り出すと、バンドはそれを合図に「The Live 」へなだれ込む。KjとKenKenのラップが観客を踊らせたあと、「百合の咲く場所で」ではモッシュやクラウドサーフが発生する。盛り上がるオーディエンスを観てKjは「静かな音楽が好きなやつもいっぱいいると思うけど、これがサークルモッシュって言うんだ。後ろから見てやってよ。面白そうだろ?」と語りかける。その言葉に呼応するかのようにファンはさらに熱狂。Kjは「最高だ、ロックキッズ!」と叫び、歌唱後にはガッツポーズを見せた。

Kj(Vo, G)(Photo by Rui Hashimoto / Azusa Takada[SOUND SHOOTER])

Kj(Vo, G)(Photo by Rui Hashimoto / Azusa Takada[SOUND SHOOTER])[拡大]

MCではKjが「俺たちみたいな音楽やってるやつが1つのレコード会社とずっと契約して、CDを出せてるのって稀有なケースだと思う。俺は俺らを取り巻くチームを最高に誇りに思ってるし、ハンパじゃないチームだと思ってる」とスタッフへ感謝の気持ちを伝える。続けて「ミクスチャーロックは好きですか? 俺も大好きです!」と言い放ちバンドは「Fantasista」をドロップ。DRI-VとATSUSHIのパフォーマンスもより一層アクロバティックになり、観客もシンガロングやジャンプを繰り返した。

HIROKI(G)による印象的なギターの音色が響き渡り、バンドの演奏はラストナンバー「Lily」へ。曲中にはKjが「別に俺がどんなやつだろうが、みんながどんなやつだろうが関係ない。それが音楽。ジャンルも関係ないから。みんなで楽しくやろうぜ」と熱い思いを伝える。バンドはそれまでの攻撃的なナンバーから一転してメロディアスなサウンドでオーディエンスを魅了。“ロックバンド”としての貫禄のライブを終えた。

この記事の画像(全5件)

ビクターロック祭り2015
2015年3月14日 幕張メッセ 国際展示場9-11ホール セットリスト

Dragon Ash

Intoduction
01. The Show Must Go On
02. Trigger
03. Run to the Sun
04. The Live
05. 百合の咲く場所で
06. Fantasista
07. Lily

全文を表示

読者の反応

  • 7

ゆうこ @nonohatake

昨日のビクターロック祭り、MCも各アーチスト、皆さん素敵でした、特にDragon Ashの。 http://t.co/Fko9OImABh

コメントを読む(7件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 Dragon Ash / KenKen の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。