シーナは昨年7月に体調を崩し、病院で検査した結果、末期ガンであることを医師から告げられた。しかし彼女は「いつも通りのシーナを見せたい」という思いから、闘病生活を送りながらファンには病状を明かさずにこれまで通りのライブ活動を行うことを希望。その後シナロケは同月に6年ぶりのオリジナルアルバム「ROKKET RIDE」をリリースした。シーナは7月から8月にかけてのライブは一時的に欠席したものの、「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2014 in EZO」で復活を果たし、9月13日に東京・日比谷野外大音楽堂で行われたシナロケの結成35周年記念ワンマンでは病気を感じさせないエネルギッシュな歌声を披露していた。
最後までシナロケで歌い続けることをあきらめず、治療に精一杯励んでいたというシーナ。最期はシナロケがこの35年間に作ってきた楽曲が流れる病室で、夫である鮎川誠(G, Vo)に抱えられ、家族の手を握りながら永眠したという。鮎川誠は「シーナはロックが大好きなファンに愛されて、とても幸せでした。シーナは『ROKKET RIDE』を聴きながら、息を引き取ってしまったけど、最高のレコードを作ったことと最高の歌を歌ってくれてありがとう、とシーナへ叫んだ。『ROKKET RIDE』はシーナと俺の歌。2人の愛は永遠だぜ」と胸中を語っている。
なお、彼女の葬儀は家族と関係者のみで行われるとのこと。後日ファンを迎えてのお別れ会の開催が予定されており、こちらについては追って詳細が発表される。
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ご冥福をお祈りします。
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