ワタナベイビー＆竹中直人、清志郎愛を炸裂させる

2月9日に東京・ニッポン放送 イマジン・スタジオにて映画「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM～＃1入門編～」の試写会イベントが行われ、竹中直人とワタナベイビー（ホフディラン）がゲスト出演した。

MCの大谷ノブ彦（ダイノジ）に呼び込まれた竹中はイベント開始早々からハイテンションで、「とにかくすごかった！ 入門編だから初期のRC（サクセション）かと思ったら、もうギンギンな時代のRCが出てきた。相当古い映像も出てきて、きっと膨大な資料の中から編集されたんだろうな。1曲1曲がすべて違う時期の清志郎さんで。編集者の愛を感じました！」と興奮気味に映画の感想を口にした。また「中学時代のときに3人時代のRCをを聴いて、『独特の声の人だなあ』と思った。実際に会ったのは大学時代。そのとき初めて会ったのに映画の出演オファーをしちゃいました」と語ったほか、新しい作品を作るたびに「『もしもし、忌野ですが。竹中、何か出番ないか？』と電話で聞いてきてくれるのがすごくうれしかった」と清志郎との貴重なエピソードを披露した。またイベントの中盤では、清志郎さながらにマントを羽織ったワタナベイビーが「よォーこそ」をバックに登場。清志郎になりきった彼はギターを弾きながら「雨あがりの夜空に」を観客とともに大合唱し、ライブハウスさながらの熱狂を作り出した。

イベント終了後の囲み取材で竹中は改めて映画の魅力をアピール。「最初から最後まですべて見どころ！ 腕を振り上げるくらい最高に愛のある映画です。清志郎さんがスクリーンで弾ける姿を、ぜひ劇場で観てほしい！」と力強く語った。

「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショーThe FILM ～#1 入門編～」は全国の映画館で公開中。映画は「忌野清志郎完全復活プロジェクト」の一環として制作されたもので、続編の制作も予定されている。