会見にはニューロティカのイノウエアツシ(Vo)、KATARU(B)、NABO(Dr)、JAMES(G)と、同作品を手がけたナリオ監督が登壇した。冒頭でナリオ監督は「1年半ぐらいあっちゃんの撮影を続け、今回やっと発表ができてうれしく思います」と挨拶し、撮影を振り返って「誰からも愛される“あっちゃん”というキャラクターをクローズアップしました」と説明。KATARUは「バンドではなくあっちゃんのお菓子屋さんとしての生活など、僕も知らない部分が多かった。発見があって面白かったです」、NABOは「僕は映画化の言い出しっぺなので、空席が目立つことになったら『だから言ったじゃん』って言われそうで怖い(笑)。最後まで人がいっぱい来てくれたらいいなと思っています」と話し、撮影時にはバンドに参加していない新メンバーのJAMESは「観る側としてすごく楽しみです」とコメントした。
ナリオ監督は映画の見どころとして「最後にインタビューをしていたときにあっちゃんが『誰にも話したことのない話をするよ』と言ってくれて。その部分の撮影で、この映画はすごい作品になったと思えました」と明かす。また彼はKATARUが映画のオープニング曲を始め劇伴を務めていることも紹介し、各曲の内容について「いいところしかない」と絶賛した。
そのほかこの映画にはドキュメンタリー映像だけでなく、オリジナルメンバー・ジャッキー(G)のラストライブの映像をはじめ、バンドが30年間で行ってきたライブ映像も10曲以上収録されることが明らかに。そしてナリオ監督は「お菓子屋さんのおじさんのドキュメンタリーという観点でも楽しめるし、『ピエロがいるバンドでしょ?』って言う人にニューロティカを紹介する内容にもなっています」と語り、最後にアツシは「50歳でこんなバカをやってる僕の姿を映画で観て、こんなバカをやってても生きていられるんだってわかってもらえればこれ幸いと思う今日この頃稲垣吾郎でございます」と話した。
映画「あっちゃん」は4月18日より上映開始。まずは東京・渋谷HUMAXシネマ、大阪・シネマート心斎橋を皮切りに、5月に愛知・名古屋シネマテーク、以降も全国各地で順次公開が予定されている。また渋谷HUMAXシネマでは公開初日にメンバー全員の舞台挨拶が行われる。
リンク
- 映画『あっちゃん』オフィシャルサイト
- ニューロティカ | 俺達いつでもロックバカ!
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我妻修平 @azumaon
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