今回のイベントは事前にファンから募った人気曲をベースにしたセットリストで展開され、「ライブで聴きたいソロ企画」「ベストソング上位曲」など計14曲が披露された。メンバーが小学生時代に歌っていたフレッシュで甘酸っぱい曲から、ひさしぶりに披露された隠れた名曲など、近年のツアーでは聴くことができない曲も多くパフォーマンスされ、曲のイントロが流れるたびに観客からは大きな歓声が上がった。
中野サンプラザホールはBerryz工房にとって2004年1月14日にデビューを発表したメモリアルな場所であり、彼女たちはその後、現在に至るまで11年間にわたって同会場でのライブを精力的に行ってきた。これを受けて中野区から、区の発展に寄与した功労ということでBerryz工房に感謝状が贈られることに。中野区広報スタッフが登壇して「Berryz工房の皆さんが素晴らしいレジェンドを10年間作っていただいたということで、このことに区民を代表して今日は感謝をしたいと思います。Berryz工房の皆さんが次のステージでもっともっと大きく活躍してくれることを私たち中野区民は心から望んでいます」と説明すると、続いて中野区長の田中大輔氏から表彰状が贈られた。
中野区が芸能を通して感謝状を贈るのは、この10年間で2組目。田中区長が「あなた方は音楽・芸能活動を通して文化の向上に寄与されるとともに、中野サンプラザを聖地として複数のコンサートを開催したことにより、中野区のPRに貢献しました。よってその功績をたたえ、深く感謝の意を表します」とBerryz工房に謝辞を述べると、清水佐紀は「本当にこんな素敵な感謝状をいただきましてありがとうございます。私たちBerryz工房は約11年前にここ中野サンプラザで誕生しまして、3月3日の活動停止を発表したのも中野サンプラザのステージでした。皆さんのおかげでこの感謝状をいただけたと言っても過言ではないと思っています。皆さん、そして中野区の皆さん、本当にありがとうごいざいました」とコメントした。
このイベントが中野サンプラザホールでの最後の公演になることを受けて、徳永千奈美は「中野サンプラザにはたくさんの思い出があります。今日が最後かと思うと悲しくなります」と語り、また嗣永桃子は「Berryz工房として中野サンプラザは聖地でした。11年本当にお世話になりました。大先輩の中澤裕子さんにここで怒られたのも、今となってはよき思い出です(笑)」と思い出を振り返った。
また、2月28日と3月1日に東京・有明コロシアムで開催されるBerryz工房のライブの公演名が「Berryz工房祭り」、3月3日の東京・日本武道館ライブの公演名が「Berryz工房ラストコンサート2015 Berryz工房行くべぇ~!」になることがそれぞれ決定した。有明コロシアム公演は両日とも4時間超えでのボリュームたっぷりなステージが予定されており、第1部に℃-ute、モーニング娘。'15、アンジュルム、Juice=Juice、カントリー・ガールズなどハロプロの各グループが登場。第2部ではBuono!などBerryz工房のメンバーがこれまでに参加したユニットが復活するほか、ハロプロの各グループがBerryz工房の楽曲を歌う「トリビュートコーナー」も用意される。そして第3部でいよいよBerryz工房がライブを披露。なお有明コロシアム公演のチケット購入者は抽選で、3月2日に東京プリンスホテル鳳凰の間で行われる「Berryz工房祭り 後夜祭」に招待される。
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中野サンプラザ解体しようっていう区長、こういう思い入れをどう受け止めるのよ(^^;)
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