ROGUEが1月31日に東京・EX THEATER ROPPONGIにてライブイベント「AGAIN ~TOKYO SPECIAL NIGHT~」を開催した。
不慮の事故によって半身不随の大怪我を負い、車いすでの生活を余儀なくされている奥野敦士(Vo)が参加しているバンドROGUE。1990年に解散し2013年に再結成した彼らが約25年ぶりに東京で行ったこの公演には、ROGUEのほか、
ライブのオープニングを飾ったのは西山文明(B)の30年来の友人MAGUMI率いるMAGUMI AND THE BREATHLESS。彼らは昨年リリースしたアルバム「Demonstration」の収録曲を中心に披露していき、パワフルなミクスチャーサウンドで会場を盛り上げる。ラストにROGUEとLA-PPISCHが東京・渋谷屋根裏でたびたび競演していた頃のLA-PPISCHの代表曲「ANIMAL BEAT」を届けてステージをあとにした。
続くoccupyは、ROGUEが憧れ続けてきたTHE ROOSTERSのリズム隊・池畑潤二(Dr)、井上富雄(B)に、細海魚(Key)とGOLDEN WET FINGERSのメンバーとしても活動しているイマイアキノブ(G, Vo)を加えた4人組バンド。4人は池畑のドラムのグルーヴを全面に押し出したインストナンバー「Drums A Go-Go」、The Velvet Underground「I'm Waiting For The Man」やエリック・クラプトン「COCAINE」のカバー、イマイの個性的な歌声と独特のメロディが印象的な「風のゆくえ」など7曲をパフォーマンスした。
3番手には1980年代にROGUEと数多くのステージで競演してきたPERSONZが登場。彼らは「7COLORS」や「Dreamers」など数々のヒット曲を披露して観客を沸かせていく。MCでJILL(Vo)は東京でROGUEと同じステージに立てたことへの喜びを語り、「DEAR FRIENDS」でフロアに盛大なシンガロングを巻き起こしてパフォーマンスを終えた。
トリのROGUEは2度目のメジャーデビュー曲となった「LIKE A MOON」でライブをスタートさせる。その後彼らは昨年12月に発表したアルバム「REAL AGAIN」に収録の「IT'S SHOW TIME」や「夏の少年1984」、初期ナンバー「GOOD TIMES」などを演奏。奥野は電動車いすに座ってステージ上を移動し、力強い歌声を会場いっぱいに響かせた。
アンコールでは香川誠(G)、西山、深沢靖明(Dr)が突然「結婚行進曲」を演奏し、数日前に入籍したばかりの奥野を祝福する場面も。最後には「みんなハッピーで。また会いましょう!」という奥野のMCから「終わりのない歌」が披露され、「AGAIN ~TOKYO SPECIAL NIGHT~」はその幕を下ろした。
ROGUEは4月25日に群馬・ヤマダグリーンドーム前橋にてライブイベント「GBGB 2015」を開催。今回で3回目となる「GBGB」の出演者は後日アナウンスされる。チケットは2月14日に各プレイガイドにて一般販売開始。
GBGB 2015
2015年4月25日(土)群馬県 ヤマダグリーンドーム前橋
<出演者>
ROGUE / and more
チケット一般発売日:2月14日(土)
リンク
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奥野敦士 @atsushi_okuno
ROGUE、再結成後初の東京ライブ完遂&今年も「GBGB」開催 - 音楽ナタリー http://t.co/94ZhJ98Uky