MASH A&R所属3組が魅せたリキッド熾烈競演

2015年1月19日 22:24 180 2 音楽ナタリー編集部

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1月16日に東京・LIQUIDROOMでMASH A&R主催のライブイベント「MASH A&R presents MASHROOM 2015」が開催された。

「MASH A&R presents MASHROOM 2015」参加者の集合写真。（撮影：釘野孝宏）

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このイベントに登場したのはMASH A&R所属のTHE ORAL CIGARETTES、フレデリック、LAMP IN TERRENの3組。来場者はライブのみならず、各バンドの考案したフードとドリンクを味わったり、3組の等身大パネル、出演陣による書き初めの展示を記念撮影したりしてイベントを楽しんだ。

松本大（Vo, G / LAMP IN TERREN）（撮影：釘野孝宏）［拡大］

トップバッターを飾ったのはLAMP IN TERREN。松本大（Vo, G）が「遊ぼうぜ、リキッド！」と叫び、「L-R」でライブの口火を切った。この日の公演は1月14日リリースのアルバム「silver lining」でメジャーデビューを果たしたばかりの彼らにとってメジャー1発目にあたるメモリアルなライブ。彼らは「portrait」「ランデヴー」「緑閃光」といったナンバーでエモーショナルなサウンドを届けた。

三原健司（Vo, G / フレデリック）（撮影：釘野孝宏）［拡大］

続くフレデリックは三原健司（Vo, G）と三原康司（B）が「新年早々とんでもない奴らが踊らせにきましたよ！」「踊ってないリキッドルームを僕は知らない！」と宣言。その言葉通り、ベースとドラムのグルーヴィなリズム、表現力豊かなギターサウンド、ミステリアスな歌声でフロアを踊らせた。また「ふしだらフラミンゴ」では出演陣のバンド名とイベント名にちなんで歌詞にある「フラミンゴ」を「フレミンゴ / テレミンゴ / オラミンゴ / マシュミンゴ」ともじって披露。さらに新曲も演奏し、ラストは人気曲「オドループ」で会場を熱狂の渦に巻き込んだ。

山中拓也（Vo, G / THE ORAL CIGARETTES（撮影：釘野孝宏）［拡大］

3組目のTHE ORAL CIGARETTESは「Mr.ファントム」からライブをスタートさせた。山中拓也（Vo, G）は「一緒にMASH A&Rを盛り上げていきたい」と話しつつも、「初代グランプリとして格の違いを見せつけたい」と宣戦布告。「mist...」「嫌い」「N.I.R.A」といったキラーチューンを次々に繰り出し、会場の熱気を高め続けていく。終盤には「STARGET」「起死回生STORY」を叩き込み、存分にバンドの存在感をアピールした。

「MASH A&R presents MASHROOM 2015」アンコールの様子。（撮影：釘野孝宏）［拡大］

アンコールでは最初にTHE ORAL CIGARETTESのメンバーが登場し、山中は「3バンドの色が違いすぎてどうなることかと思ってたけど、逆に違いすぎたことがよかった。せっかくやし、もう1回3バンドを観てもらって、汗だくになってもらいたいと思います」とコメント。その後3バンドが順番に楽曲を披露するという形式のリレーセッションが展開された。このセッションはシンバルが高い位置にセッティングされた中西雅哉（Dr / THE ORAL CIGARETTES）のドラムセットや、極端に短いストラップのあきらかにあきら（B / THE ORAL CIGARETTES）のベースをほかのバンドのメンバーも使用するといった珍しいスタイルで行われた。そしてリレーセッションのラストにはTHE ORAL CIGARETTESが「大魔王参上」を披露。出演者全員がステージに上がり、華々しい盛り上がりを見せる中でイベントは終了した。

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