即興シーンと東京インディーシーンをつなぐバンド、毛玉が初アルバム

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毛玉の1stアルバム「新しい生活」がWEATHERレーベルより本日12月24日にリリースされた。

毛玉「新しい生活」ジャケット

毛玉「新しい生活」ジャケット

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新しい生活

毛玉「新しい生活」
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毛玉は実験音楽や即興音楽を中心に活動していた黒澤勇人を中心に2012年に結成された歌モノバンド。今年3月にはメンバーの上野翔がリーダーを務めるバンド、OK?NO!!とのスプリットシングルCDをリリースしている。

今回の作品はジム・オルークやジェフ・トゥイーディ(Wilco)、シカゴ音響派周辺を想起させるサウンドプロダクションと、空気公団やキセルのような柔らかな印象の歌が同居した楽曲が7曲収録。3曲目の「帰り道」で「文化祭は何の問題もなく終わってゆく」と歌われるような、おぼろげな居心地の悪さ、ナイーブな感情を、アルバム全体を通しておだやかなサウンドで包み込んでいる。

マスタリングは黒澤をインプロ演奏家時代から知る宇波拓が担当。ゲストとして森は生きているなどに参加するマリンバ奏者の影山朋子、hikaru yamada and the librariansの山田光が参加している。

岡田拓郎(森は生きている)コメント

黒澤さんに初めて会った時。工具や謎のマシン(!)を使った恐ろしくシビアなギターでの即興演奏を目の当たりにしてとてもビビっていた所に、ひょこっと現れモコモコっと声を掛けてくれたのを思い出しました。

上野翔(OK?NO!!、毛玉)

黒澤さんを知ったのは2009年秋の終わり。あるイベントを主催していて、当時大学1年生だった僕はそれを見に行ったのだった。不思議な音楽を演奏していた。

それから何度かライブに足を運んだ。ファンになっていたから。何故かその内一緒に演奏するようになって、そしてバンドに誘われた。バンド名は初めから決まっていた。昔とは全く形の違う音楽だった。しかしやっぱり不思議な音楽だな、と思った。

黒澤さんの音楽は今も昔も変わっていない。それは黒澤さんという人が不思議だからなんだろう。

毛玉のアルバムが世に出ることとなり、本当に嬉しいです。一個人として、黒澤さんリリースおめでとうございます。メンバーとして、毛玉のアルバム是非聴いてみて下さい。

この記事の画像・音声(全3件)

毛玉「新しい生活」収録曲

01. 花粉症
02. バイパス
03. 帰り道
04. 新しい生活
05. 冬眠
06. 春風
07. しあわせの魔法

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読者の反応

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HEADZ @HEADZ_INFO

岡田拓郎さん(森は生きている)、上野翔さん(OK?NO!!/毛玉)よりコメントいただきました→
"@natalie_mu 即興シーンと東京インディーシーンをつなぐバンド、毛玉が初アルバム http://t.co/AKaH12IF0h"

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