12月18日に東京・東京キネマ倶楽部にて、ユニバーサルミュージックの新人発掘育成セクション・GREAT HUNTINGの設立15周年を記念したライブイベント「Great Hunting Night SPECIAL第一話『グレートハンティング大地に立つ!!』」が開催された。
イベントには、GREAT HUNTINGを経てメジャーデビューしたハナエ、
次にステージに立ったのは、13歳の頃にGREAT HUNTINGにデモテープを送って以来7年ほど付き合いが続いているハナエ。彼女は自身の楽曲のみならず、来場者に配布されたスペシャルCDでカバーしたART-SCHOOLの「乾いた花」を披露。ここではスペシャルゲストとして本家ART-SCHOOLの木下理樹(Vo, G)が登場し、ハナエは木下のギター演奏およびコーラスにあわせて新鮮なハーモニーを奏でた。
The SALOVERSは、MCを挟まず6曲を立て続けに送り、ときに激情的、ときにセンチメンタルなムードに場内を染めていく。観客はメンバー4人の熱演に釘付けになり、古舘佑太郎(Vo, G)の感情むき出しの歌声にじっくりと聴き入っていた。最後の1曲を前に、古舘は「(GREAT HUNTINGと)出会ったのは高2なので、今日出てるバンドでは一番付き合いが長いんです」と話し、出番の締めにGREAT HUNTINGのスタッフの1人がもっとも好きな曲だという「バンドを始めた頃」を送った。
ラストを飾ったのは赤い公園。前半は「ひつじ屋さん」「のぞき穴」、そして「GREAT HUNTINGと築いた絶対的な関係は、一生忘れません!」という前置きから「絶対的な関係」を演奏。MCでは佐藤千明(Vo)が「3、4年前ですかね。GREAT HUNTINGにお世話になっているあの時期は私たちすごく人見知りだったんですよね。あんな人見知りがまさかまさかモノマネグランプリに出るなんて……」と笑いを誘い、育成当時の思い出やスタッフとのエピソードを吐露した。
アクトの後半は、「TOKYO HARBOR」「サイダー」「NOW ON AIR」とバンドのポップサイドを押し出す展開に。最後はGREAT HUNTINGのスタッフと知り合ったインディーズ時代よりライブの締めくくりに演奏している大事な1曲「ふやける」。鬼気迫る轟音が会場全体に響きわたり、エッジィなアーティストが集結したイベントの最後を飾った。
フィナーレでは全出演者がステージに集まり、GREAT HUNTINGの加茂啓太郎チーフプロデューサーが部署の設立15周年とこの日のイベントを総括してコメント。彼は「この15年やっててよかったなって感じですね。『お前は制作向いてないから発掘だけやれ』って言われて、本当は半ば嫌々始めたんですけど、このような形になって本当にうれしいです。その当時の僕の上司に感謝してます」と話し、出演アーティストと顔を合わせて温かい拍手を送り合っていた。
Great Hunting Night SPECIAL第一話「グレートハンティング大地に立つ!!」
2014年12月18日 東京キネマ倶楽部 セットリスト
GOOD BYE APRIL
01. 夢みるモンシロ
02. 深海プラットフォーム
03. 50歳のロングヘアー
ハナエ
01. 恋は神聖ローマ
02. 神様はじめました
03. Boyz & Girlz
04. 乾いた花 / スペシャルゲスト:木下理樹
05. 変幻ジーザス
06. キストピックス
07. 神様の神様
The SALOVERS
01. ペンシルフィッシュ
02. China
03. パエリア
04. Night in gale
05. フランシスコサンセット
06. ディタラトゥエンティ
07. バンドを始めた頃
赤い公園
01. ひつじ屋さん
02. のぞき穴
03. 絶対的な関係
04. TOKYO HARBOR
05. サイダー
06. NOW ON AIR
07. ふやける
リンク
- Great Hunting | UNIVERSAL MUSIC JAPANオーディションサイト
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ダイノジ・大谷 @dnjbig
本当におめでとうございます!
次は20周年!!
赤い公園、サラバーズ、ハナエら発掘スタッフに感謝捧げた一夜 - 音楽ナタリー http://t.co/5ffAKSwhDo