新山詩織デビュー2周年記念日にファンへ感謝「本当に幸せ」

2014年12月15日 19:18 107 4 音楽ナタリー編集部

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新山詩織が12月12日、東京・UNITにてワンマンライブ「しおりごと～acoustic version～」を行った。

新山詩織「しおりごと～acoustic version～」東京・UNIT公演の様子。

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この日は新山がアーティストとしてデビューしてちょうど2周年の記念日。自身の愛聴するポール・ウェラーの「Blink And You'll Miss It」をSEに観客の前に姿を見せた彼女は、そんな特別の日のライブを初のオリジナル曲「だからさ」から開始した。客席をまっすぐ見つめながら芯のある歌声で観客を引き込み、演奏を終えると「『しおりごと』へようこそ！ 2周年という記念の日にいつも応援してくださる皆さんと過ごせること、本当に幸せです」と挨拶。その後もサポートメンバーのギタリストとキーボーディストとともに、アコギをかき鳴らしながら楽曲を届けていく。

新山詩織「しおりごと～acoustic version～」東京・UNIT公演の様子。［拡大］

MCでは、「この2年間は壁にぶち当たって、その壁を突き破って一歩一歩前に進んでいくっていうことの繰り返しでした。前に進めたのは皆さんの1つひとつの言葉が自分の背中をポンと押してくれたおかげだと思ってます」とこれまでの道のりを回想し温かい拍手を浴びる。そして今春までの学生生活への思いを込めた3曲として、「午後3時」「きらきら」「分かってるよ」を全編弾き語りで披露した。

12弦のアコギを使い、より豊かなサウンドで4thシングル「今　ここにいる」のカップリング曲「ピアノ」を歌い上げたあと、ライブはNACK5のレギュラー番組「新山詩織のふたりごと」内の企画で演奏されたカバー曲のブロックへ。キャロル・キング「I Feel the Earth Move」、ザ・タイマーズ「デイ・ドリーム・ビリーバー」、Cocco「Raining」、SUPER BUTTER DOG「サヨナラCOLOR」と1970年代から2000年代までの楽曲を年代順にカバーした。そして本編は最新シングル曲「絶対」で力強く締めくくられた。

新山詩織「しおりごと～acoustic version～」東京・UNIT公演の様子。［拡大］

バックバンドの2人が軽快にクリスマスソングを鳴らし、和やかな雰囲気が広がる場内に新山が再び現れる。彼女はギターを持たないまま、アンコール1曲目として「『大丈夫』だって」を始めた。ハンドクラップを煽って一体感を高め、時折笑顔を見せながらファンとコミュニケーションをとる新山。最後に1stシングル曲「ゆれるユレル」を熱演し、「またライブでお会いしましょう！」と大きな声で呼びかけた。

新山詩織「しおりごと～acoustic version～」
2014年12月12日 UNIT セットリスト

01. だからさ
02. Looking to the sky
03. ひとりごと
04. 今　ここにいる
05. 午後3時
06. きらきら
07. 分かってるよ
08. ピアノ（オリジナル：The Birthday）
09. たんぽぽ
10. I Feel the Earth Move（オリジナル：キャロル・キング）
11. デイ・ドリーム・ビリーバー（オリジナル：ザ・タイマーズ）
12. Raining（オリジナル：Cocco）
13. サヨナラCOLOR（オリジナル：SUPER BUTTER DOG）
14. Don't Cry
15. 絶対
＜アンコール＞
16. 「大丈夫」だって
17. ゆれるユレル