11月30日に東京・下北沢周辺にて
「下北沢にて」は2010年からTHEラブ人間が開催している自主企画。5回目という節目を迎えた今回は過去最大規模で行われ、約1500人を動員した。街中の至る所にイベントロゴをあしらったピンク色のフラッグが掲げられる中、初の試みとなるパレードでイベントは華やかにスタート。THEラブ人間メンバーは「上を向いて歩こう」を坂本九の娘・大島花子や地元小学校の児童たち、出演者たちと歌いながら南口商店街を練り歩いた。
そのほか「下北沢にて'14」ではshima fes SETOUCHIによるそうめん流しや多摩美術大学の学生たちによるフリーマーケット、iBeaconを利用したスマホアプリでのスタンプラリー、お笑い芸人のパフォーマンスなど、音楽ライブだけにとどまらずまざまな企画が実施された。THEラブ人間自らがブッキングした
ライブ会場の1つ、下北沢CLUB Queでトリを務めたのはおとぎ話。彼らは会場に向かう最中に渋滞に巻き込まれ、出演時間に間に合わないというトラブルに遭いつつも、ダブルアンコールを含む約70分間のパフォーマンスを繰り広げた。彼らは1月14日発売のニューアルバム「CULTURE CLUB」からの新曲を多数披露したほか、忘れらんねえよの柴田隆浩(Vo, G)をゲストボーカルに迎えてのパフォーマンスなどでファンを喜ばせた。
主催者のTHEラブ人間はclub 251に大トリとして登場。彼らは登場するやいなや新曲「愛だけさ」や「OH!奴隷ナイト」、ライブの定番曲としてお馴染みの「わたしは小鳥」などを次々と披露していく。金田康平(歌手)は「2014年11月30日、今日は今までの人生で最も最もまぶしくて輝いてて、目にも当てられないような、そんな1日でした」と感激した様子を見せ、最新シングル「じゅんあい / 幸せのゴミ箱」より「じゅんあい」を披露した。本編最後を「幸せのゴミ箱」で締めくくると、ハッピーなムードに包まれる中、バンドはステージを降りた。アンコールで届けられた「砂男」では会場中から大合唱が巻き起こる。その光景に金田は「バンドやっててよかったなって思うよ! 音楽続けててよかったなと思うよ! ありがとう!」と感謝の言葉を叫び、「下北沢にて'14」は大成功のうちに幕を下ろした。
THEラブ人間は1月18日に東京・下北沢CAVE-BE、19日に東京・CLUB LINERにてグッバイフジヤマとの共同企画「THEラブ人間×グッバイフジヤマ新年ライブ2015『グッバイ・マイ・ラブ』2DAYS」を開催。この2日間のライブにはTHEラブ人間とグッバイフジヤマのほか、各日ゲストアクトが登場する。
THEラブ人間×グッバイフジヤマ新年ライブ2015「グッバイ・マイ・ラブ」2DAYS
2015年1月18日(日)東京都 下北沢CAVE-BE
<出演者>
THEラブ人間 / グッバイフジヤマ / and more
2015年1月19日(月)東京都 CLUB LINER
<出演者>
THEラブ人間 / グッバイフジヤマ / and more
※記事初出時、写真キャプションのアーティスト名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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