THE NOVEMBERSの配信シングル「僕らはなんだったんだろう(Parallel Ver)」が、本日11月18日にiTunes Store限定でリリース。さらに特設サイトでのフリーダウンロード企画もスタートした。
特設サイトでは1人ひとり異なるデザインの「パラレルジャケット」を制作し、Twitterでシェアするとmp3音源を無料でダウンロードすることができる。「パラレルジャケット」は10月15日にリリースされた彼らの最新アルバム「Rhapsody in beauty」のモチーフの1つである“パラレルワールド”を表現したもので、ユーザー自らがジャケットデザインを作成することでより深く作品の世界観に触れてほしいという願いが込められている。用意された写真とイラストは、過去のTHE NOVEMBERS作品でアートワークを手がけるtobirdによるものだ。
今作の発表にあたり、iTunes Storeでの通常配信のみならず無料配信という方法も選んだ理由について、THE NOVEMBERSのフロントマン小林祐介(Vo, G)は「“対価”について自分なりの意思表示をしたいと思ったからです」とコメントしている。
THE NOVEMBERS 小林祐介(Vo, G)コメント
「Rhapsody in beauty」を拡張するモチーフ、“パラレルワールド”。
この度、THE NOVEMBERS 3枚目のシングルとなる「僕らはなんだったんだろう (Parallel Ver) 」を、 特設サイトでのフリーダウンロードと、iTunes Store限定でリリースします。
「Rhapsody in beauty」のラストトラック「僕らはなんだったんだろう」とは別の未来、別の可能性、別の物語。この作品及び楽曲は、一人の一つの人生が終わっていく様子と、人生に遍く存在する選択の果てにある、無限の可能性を歌いました。そんな“一人一つの物語”を表現する為に「パラレルジャケット」という企画を行います。自分だけのジャケットをデザインし、より作品の持つ世界観を楽しんでもらえたら嬉しいです。今回購入方法を二つ設けた理由は、“対価”について自分なりの意思表示をしたいと思ったからです。作品に対してリスナーが差し出してくれる“対価”は、お金に限ったことではありません。例えば、時間や労力などがそれにあたるかもしれません。(時には笑顔なども)
よって、今回THE NOVEMBERSの3枚目のシングルに対して、リスナーは“対価”を選択出来ます。 お金という対価、労力という対価。クリエイターの作品の持つ魅力や価値に対して、リスナーが自身の大切な何かを差し出してくれることは、様々な形で双方の未来を明るく照らすと僕は信じています。
小林祐介
リンク
- THE NOVEMBERS「僕らはなんだったんだろう」- Parallel Ver - Special site
- iTunes - ミュージック - THE NOVEMBERS「僕らはなんだったんだろう(Parallel Ver)- Single」
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
シューヘータカノ @groundcolor
THE NOVEMBERS、作品の“対価”を考えるシングル配信 - 音楽ナタリー http://t.co/myZ2jdrPJ6