元銀杏の安孫子らレーベルからLIFE BALL作品

銀杏BOYZの元メンバー・安孫子真哉（B）がチーフプロデューサーを務める新レーベル「KiliKiliVilla」（キリキリヴィラ）が設立された。

安孫子はレーベルの立ち上げにあたって「やっぱり何かやってシーンに参加したいなという思いが芽生えてレーベルを始めようと思いました」と理由を説明。「自分達の居場所をきちんと作りたいという思いです」と新レーベル始動に向けて意欲を示した。運営には安孫子のほか、与田太郎および福井隆史も携わる。

同レーベルは1996年に解散したLIFE BALLのレア音源CDと解散ライブDVDをセットにした「If I Were Your Friend」を12月10日にリリース。2015年にはCAR10をはじめとするアーティストの新譜のほか、オリジナルコンピレーション盤やファンジンなども発表する予定だ。

また12月28日には東京・新代田FEVERにてレーベル設立記念イベントが開催される。このイベントには現在SEVENTEEN AGAiN 、LINK、CAR10、NOT WONKの出演が決定している。

KiliKiliVilla・安孫子真哉チーフプロデューサー コメント

バンドを辞めて東京を離れ、地方の町でごく一般的な暮らしをしていたのですが、少しずつライブを観に行ったり、色々なバンドをチェックしていくうちに、やっぱり何かやってシーンに参加したいなという思いが芽生えてレーベルを始めようと思いました。自分のこれまでの経験した事や考えた事で、色々と思う事が沢山あったので、しっかりと地に足のついた活動をしていけたらと考えております。レーベル名「キリキリ」の出典は私の地元山形出身の作家、井上ひさしの「吉里吉里人」という小説があって、東北のある村が日本から独立するというかなりアナーキーな話なのですが笑。そんな意味あいも込めつつ笑。自分達の居場所をきちんと作りたいという思いです。

LIFE BALL「If I Were Your Friend」収録内容

CD

01. Searchig For Fun（"Mosh Pop" Gods Pop 1995）
02. Don't See It（"Something Else" Spice Of Life 1995）
03. Love Me（"Not Superstitious 2" Snuffy Smile 1995）
04. Just Do Something（"Punk Rock Superheroes" Skippy 1997）
05. Waster（Demo Tape）
06. Love,Peace&Understanding（Demo Tape）
07. S.O.I.A.（Demo Tape）
08. The Science Of Myth（"Stab Weasel To Death" Skippy 1997）
09. Searchig For Fun（Demo Tape）
10. All Living Is In One Groove（Demo Tape）
11. Don't See It（Demo Tape）
12. The Song Of Tree（Demo Tape）
13. Love Me（Live at 難波ROCKETS / 1995.8.4）
14. If I Were Your Friend（Demo Tape）
15. No One Can Be Right（Demo Tape）

DVD

01. Because I Love It
02. Searchin' For Fun
03. Tree Song
04. All Living Is In One Groove
05. Waster
06. Love Me
07. I Can't Entrust My Heart Anything
08. Where Do I Go?
09. No One Can Be Right
10. Unity (Operation Ivy's Cover)
11. If I Were Your Friend
12. Love Me
13. Because I Love It
※1～11曲目：1996年4月3日の東京・下北沢SHELTERでの解散ライブ
※12曲目：1995年8月4日の大阪・難波ROCKETS公演音源を中心に編集
※13曲目：大阪・十三ファンダンゴ公演（日付不明）

KiliKiliVilla presents「不安と遊撃」vol.1 レーベル設立記念 LIVE！

2014年12月28日（日）東京都 新代田FEVER
＜出演者＞
SEVENTEEN AGAiN / LINK / CAR10 / NOT WONK / and more

※記事初出時、人名の表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。