この展覧会は、2008年に山口・山口情報芸術センター(YCAM)で委嘱制作された作品「quartets」と、本展のために作られた新作サウンドインスタレーション「guitar solos 1」で構成。2つの作品で「音楽」と「美術」という表現の相違に目を向けることで、それらの「あいだ」にあるものがなんなのかを考える。
「quartets」は白いキューブの各側面にミュージシャンのシルエットが投影され、キューブの内部からミュージシャンたちによる演奏音が聞こえるという作品で、シルエットと演奏音は大友良英(G, Turntable)、
「guitar solos 1」は、階段の両側にいくつもの対になったスピーカーを設置し、それぞれのスピーカーから事前に録音された大友のギター演奏がランダムで再生されるというもの。全体を一度に聴くことはできず、来場者は階段を上り下りしながら作品を鑑賞する。
なお会期中は関連イベントの開催も予定。現時点では11月22、23日にオープニングトーク、12月23日と2015年2月20日にライブが行われることが決定しており、今後も追加スケジュールの発表が予定されている。
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- ICC ONLINE | プレスリリース | 2014年
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大友良英 otomo yoshihide @otomojamjam
大友良英のインスタレーション「音楽と美術のあいだ」、ICCで開催 11月22日から2015年2月22日まで- 音楽ナタリー http://t.co/Z9byb5S4BY