乃木坂46生田、初主演舞台ゲネで圧巻の熱演

乃木坂46の生田絵梨花が主演を務めるミュージカル「虹のプレリュード」が明日10月2日から5日にかけて、東京・天王洲 銀河劇場にて上演。この公開舞台稽古が本日10月1日に行われた。

「虹のプレリュード」は手塚治虫原作のマンガを舞台化したもので、ロシアに侵略されつつある19世紀のポーランドが舞台。この激動の時代を背景に、恋に音楽に、そして祖国への愛に命を燃やす若き芸術家たちの姿が描かれる。

生田はヒロインのルイズ役を熱演。劇中では男装を披露するだけでなくピアノ演奏も行っており、自身の魅力を存分に発揮している。公開舞台稽古で彼女は初の舞台主演にも関わらず、共演のベテラン俳優たちにも負けない堂々とした演技を見せつけた。中でもクライマックスとなるパートでは自然と涙を流す熱演ぶりで観る者を圧倒させた。

生田はこの舞台について、「初主演、初めての男装、1人で歌うことなど、私にとって挑戦がいっぱい詰まっている公演です。共演者の方に刺激を受けてたくさん学ばせていただいたので、その思いを観客の皆さんに伝えることができたらいいなと思います。そして、ピアノの生演奏でもストーリーにつながる何かを伝えられたらと思います。自分の中で持っているパワーを出しきりたいです」と意気込みを語っている。

※手塚治虫の「塚」は旧字体となります。