横アリ「@JAM」でアイドル100組熱狂ライブ

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アイドルによるエンタテインメントイベント「@JAM EXPO 2014」が8月31日に神奈川・横浜アリーナにて開催された。

「@JAM EXPO 2014」出演グループでの記念撮影の様子。

「@JAM EXPO 2014」出演グループでの記念撮影の様子。

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横浜アリーナの中に7つのライブステージとトークステージ、さらに運動会&DJステージが用意され、100組ものアイドルによって熱狂的なパフォーマンスが繰り広げられた「@JAM EXPO 2014」。AM10:00のライブ開始にあわせて多くのアイドルファンが会場に集結し、今夏最後にして最大規模のアイドルイベントを大いに盛り上げた。

アップアップガールズ(仮)

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LinQ

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メインのライブ会場となるストロベリーステージのトップバッターには「@JAM」シリーズを初期の頃から支え続けるアップアップガールズ(仮)が登場。メンバーは午前中にも関わらずハイテンション&トップギアのパフォーマンスでオーディエンスを煽り「全力!Pump Up!!」や「アッパーカット!」といったナンバーを連投していく。続くLinQもこのライブのためのメンバー編成で臨み、9月24日にリリースされるニューシングル「ウェッサイ!!ガッサイ!!」など7曲を歌唱した。

Cheeky Parade

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さくら学院

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Dorothy Little Happy

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Cheeky Paradeはこのステージで新曲「キズナ PUNKY ROCK!!」を初披露。さらに人気曲を連続で歌い上げメイン会場を熱気の渦に巻き込む。そしてさくら学院のステージでは久しぶりに生徒全員が勢ぞろいし、2014年度バージョンの「夢に向かって」や「FRIENDS」などを披露。駆けつけた大勢の父兄(ファン)に満面の笑顔を届けステージをあとにした。続いて登場したDorothy Little Happyも「@JAM」シリーズの常連グループとあって、開始前からメイン会場には多くのオーディエンスが集まる。この日のドロシーは「ストーリー」から始め「恋は走りだした」「デモサヨナラ」など惜しみなく人気曲を歌唱し場内のボルテージを上げていった。最後にメンバーは9月6日に東京・Zepp DiverCity TOKYOで開催される単独ライブに賭ける思いを述べ、ファンからの大きな声援を受けた。イベント中盤、初の単独ツアーを大成功させたばかりの東京パフォーマンスドールが「WE ARE TPD!!」に乗せてステージに登場すると会場は異様な盛り上がりを見せ、彼女たちの真骨頂であるノンストップライブを展開。ラストはデビュー曲「BRAND NEW STORY」を投下し、大勢のアイドルファンを虜にした。

チーム・負けん気

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Dorothy Little Happy、ひめキュンフルーツ缶、LinQによるコラボステージの様子。

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PASSPO☆、SUPER☆GiRLSによるコラボステージの様子。

PASSPO☆、SUPER☆GiRLSによるコラボステージの様子。[拡大]

ここでグループの垣根を超えたコラボステージのコーナーに突入する。まずはアプガ、THE ポッシボー、吉川友によるユニット「チーム・負けん気」が登場。ユニットとして9月17日にリリースする新曲「無限、Fly High!!」を全員で歌い上げ、集まったオーディエンスのテンションをさらに上げていく。続いてステージにはドロシー、ひめキュンフルーツ缶、LinQの地方アイドル3組が現れ、ドロシーの白戸佳奈から「横浜アリーナに縁のある、あの曲を歌います」とアナウンスがあると、横浜アリーナで解散したBiSの楽曲でドロシーがカバーした「nerve」のイントロが会場に鳴り響く。すると会場のファンのテンションは最高潮になり、全員で「nerve」のダンスを踊ってBiSの魂を横アリに復活させた。コラボの最後には活動初期の頃からライバル関係にあったPASSPO☆SUPER☆GiRLSの歴史的コラボが実現。それぞれのグループをシャッフルしスパガの「女子力→パラダイス」とPASSPO☆の「少女飛行」を歌い上げ、ガッチリと握手する姿を見せた。そのままスパガはグループとしてのライブも披露。新曲「アッハッハ!~超絶爆笑音頭~」などを歌い、会場をお祭りムードに変えた。

JKT48

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ライブも後半に差し掛かり、本イベントを盛り上げるために結成された寺嶋由芙と高橋麻里(Dorothy Little Happy)による期間限定ユニット・ユフ■マリ(■は連桁付き16分音符)が現れ「HOTARU」を熱唱。2人は「今日がユニットとしてのラスト。短い間でしたがありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝え、JKT48へとつなぐ。そして日本国内での単独ステージはこれが初となるJKT48の選抜メンバーが姿を現し「フライングゲット」から熱狂的なステージを繰り広げていった。途中のMCではAKB48より移籍した仲川遥香や近野莉菜が元気な姿を見せメンバーと和気あいあいと会話する姿を見せる。そして彼女たちはAKB48の代表曲「ヘビーローテーション」や「恋するフォーチュンクッキー」などをインドネシア語バージョンで次々と歌唱し、ラストは「心のプラカード」を笑顔で歌い上げた。

でんぱ組.inc

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ライブ終盤、PASSPO☆や東京女子流の気合いの入ったステージでメインステージは大勢のオーディエンスであふれかえる。出番を終えたアイドルたちも会場の袖から見守る中、トリのでんぱ組.incが満を持して登場。スタートダッシュの「でんぱれーどJAPAN」で勢いを見せつけたメンバーは「VANDALISM」「キラキラチューン」と畳み掛けるように楽曲を投下し続ける。そして「オレンジリウム」ではオーディエンスが用意したオレンジ色のサイリウムの光によって会場が一色に染め上げられ幻想的な光景が広がる。最後に彼女たちは新曲「ちゅるりちゅるりら」で会場をヒートアップさせて、メインステージの最後を締めくくった。

@JAM ALLSTARS 2014によるライブの様子。

@JAM ALLSTARS 2014によるライブの様子。[拡大]

熱気が冷めやらぬステージに、このイベントのために結成された@JAM ALLSTARS 2014の関根梓(アップアップガールズ(仮))、高橋麻里(Dorothy Little Happy)、新井ひとみ(東京女子流)、鈴木真梨耶(Cheeky Parade)、相沢梨紗(でんぱ組.inc)が姿を現す。5人は緊張した面持ちのまま同イベントのテーマソング「夢の砂 ~a theme of @JAM~」を伸びやかに歌い上げ、オーディエンスとのコール&レスポンスを楽しんだ。そして出演したグループがステージ上に集まり記念撮影をして、10時間にも及んだイベントを大団円で終えた。

いずこねこ

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なおブルーベリーステージの最後には、この日がラストステージとなるいずこねこが純白の衣装を身にまとい登場。3曲を歌唱したあと彼女は「ありがとう!」と感謝の気持ちを伝え「いずこねことして活動してきた3年間は本当によかったし楽しかった。ソロアイドルは本当に大変だけどやってきてよかったです」と述べ、手を振りながらステージをあとにする。しかしファンからの「アンコール、ニャー!」の掛け声が鳴り止まず、それを受けていずこねこは再び姿を現す。彼女は「いろんなアイドルが出るライブだから押しちゃうと困る(笑)」とはにかんだ顔を見せ、新たな活動となるプラニメについて「プラニメの活動は1からだけど、私という存在は続いていくから、また観に来てくれたらうれしい」と素直な気持ちを述べた。最後に彼女は「アンコール、本当にありがとう。本当に幸せ」と語り、いずこねことしての活動を終えた。

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