カスタマイZの悲願達成！メジャーデビューへ

カスタマイZが来年1月にメジャーデビューすることが決定。1月14日にキングレコード内レーベル・スターチャイルドよりデビューシングル（タイトル未定）をリリースする。

これは本日8月31日に東京・東京ドームシティ ラクーアガーデンステージで行われた、108カ所を巡るツアー「“煩悩×Crusher”～リベンジマッチ！カスタマイZ VS スタチャ 最終決戦！～」の最終公演で発表されたもの。3月にスターチャイルドとメジャー仮契約を結び、本契約を目指して6月より全国各地のCDショップやイベント会場を回ってきた彼らにとっては悲願の目標達成となる。さらに今年11月からはフリーイベントツアー「真冬の弾丸ぶっちぎりツアー!!!! “かっとび×Crusher”」もスタート。シングルおよびツアーの詳細は後日アナウンスされる。

この日が108カ所目にあたることを記念してライブ前に行われたセレモニーでは、メンバー4人そろって金色のゴールテープを切りツアー完遂を喜んだ。司会の鷲崎健より感想を尋ねられると、一番手のHIROKI（B）は「達成感がヤバいです！ ほんとにうれしいです！」と言葉に詰まりながら話し、たちまち泣き出してしまう。HAMA（Vo）やDAICHI（Dr）ももらい泣きしてしまい、あたりには感動的な空気が広がった。HAMAは「なんて言ったらいいかわかんない……涙が止まんねえ」と感情を吐露しつつ「みんながついてきてくれて感謝しかありません。本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを述べる。GORO（Vo, G）は「お遍路の格好も今日で終わりです。すべての力をライブでぶちかましたいと思います。みんなも全身全霊でぶつかってきてください！」とあとに控えるライブへ意気込んだ。

そしてライブはマントを羽織ったメンバーが1人ずつ登場し、集まったファンへ背中に書かれた「全力投球」「絶対勝利」といった文字を見せつけるところからスタート。4人はいっせいにマントを脱ぎ捨てると「ハレ晴レユカイ」を投下しさっそく客席を盛り上げていく。「READY!!」に続いて自己紹介を行ったあとは、GOROの「EBiDANスペシャルメドレー作ってきました！」という言葉通り、彼らと同じくスターダストプロモーション内の男子ユニット・EBiDANに所属するグループの楽曲を織り交ぜたメドレーに突入。「刹那スクールゾーン」「Life and death」「校門×Crusher」といった自身のオリジナル曲の合間にDISH//「サイショの恋～モテたくて～」、EBiDAN 39「けもパン世界タイトルマッチ」、超特急「Believe × Believe」を振り付きで披露した。中でもDISH//の楽曲中には本家と同じように紙皿投げも行い、ファンを喜ばせた。

8月27日にリリースしたばかりのシングル曲「Life and death」を改めて熱演し、ライブを終えようとしたカスタマイZの前に鷲崎とキングレコードの中西プロデューサーが登場。メジャー本契約の旨は中西プロデューサーの口から明かされた。発表された瞬間にHIROKIとHAMAは泣き崩れ、DAICHIとGOROもその場にへたり込んで目に涙を浮かべる。HAMAは「途中から（カスタマイZに）入ってきて、みんなに受け入れられないんじゃないかっていう不安があって……。ツアー中も歌とかパフォーマンスのことで怒られたり、いろんな批判されたりしたけど……今みんながいて本当に幸せです。このメンバーで本当によかったと思います。俺はみんなが大好きです」と涙声で思いを伝え、ほかのメンバーに肩を支えられていた。

GOROが「本契約できたからって安心せず、アニソンで天下獲るまで全力でがんばっていくのでこれからもついてきてください！」と告げて会場に祝福ムードが漂う中、最後に急遽「Life and death」のカップリング曲「うたいたい歌」が披露される。ステージをめいっぱい使ってパフォーマンスする彼らに観客もジャンプで応え、会場はこの日一番の盛り上がりを見せた。

ライブ終了後に行われた囲み取材では、「108カ所、最初は長いなって感じてたんですけどすごい早くて、達成感のある旅でした。本契約につなげることができて本当にうれしく思ってます！」（HIROKI）、「とにかくこの夏はメジャー本契約に向けてただひたすら全力で走ってきたので、ちゃんとそのゴールが切れて本当にうれしいです。改めて気を引き締めて、ここからまたみんなでもっともっと精進してがんばっていきたいと思います」（GORO）、「メジャーデビューしたからにはそれに恥じないように、さらに成長していきたいです」（HAMA）、「ここがスタートだと思っているので、お互い切磋琢磨してがんばっていきます」（DAICHI）とそれぞれ今の気持ちを語る。本日のライブについてはDAICHIが「みんなの気持ちがひとつになってたんじゃないかなって。いつも以上にアドレナリンが出ていて、最高のライブだったと思います」と振り返り、ほかのメンバーも力強く頷いた。EBiDANメドレーを用意したことについては「超特急やDISH//はいい意味でライバルでもあって、尊敬の意を込めてメドレーにしました」と話し、仲間への愛情をうかがわせた。