MONOが荘厳なオーケストラ従えて3年ぶりのアルバム

バンド結成10周年を迎えるMONOが、3年ぶり通算5枚目となるフルアルバム「Hymn To The Immortal Wind」を3月4日に日本先行発売することが決定した。

5年間ノンストップで続けてきたツアーを休止し、1年間このアルバムの制作に焦点をあてて活動してきたという彼ら。今回は「不死の風への賛歌」をテーマに、ひとりの少年と少女の生と死、魂の永遠性をめぐるストーリーを実際にアルバムのために書き下ろして制作している。

サウンド面では20人のストリングス、フルート、ピアノ、鉄琴、ティンパニーを迎え、壮大で厳然としたオーケストラサウンドと爆発的なバンドサウンドを融合。スティーブ・アルビニとともに24chのアナログテープを使用して昔ながらの無編集ライブレコーディングを行い、フルート奏者の息吹、指揮者の声、オーケストラが座る椅子のきしむ音なども生々しく収められている。

本作には24ページに及ぶ「Hymn To The Immortal Wind」のストーリーとアートワークを掲載したブックレットを封入。iTunes Storeで購入する際もデジタルブックレットが添付される。

このアルバムを引っさげて3月からワールドツアーを開催することが決定。初演として3月11日に大阪・鰻谷sunsui、3月14日に東京・LIQUIDROOM ebisuでライブを行い、その後ヨーロッパ各地をまわって、5月8日にニューヨークで23人のオーケストラを迎えた結成10周年ライブが行われる。