この日、1stアルバム「HELLO」をリリースした彼ら。フリーライブはアルバム発売を記念して実施されたもので、会場には彼らを祝福しようと約450人のファンが集まった。バンドは、樹木や花などが逆さにつるされたファンタジックなステージに登場すると、アルバムの1曲目「Magic」からライブをスタートさせる。Alec(Vo, G)とRic(Vo, Syn)による厚みのあるハーモニーと軽快なサウンドで会場を盛り上げ、そのまま「Run Run Run」「Time Will Go On」を立て続けにプレイ。Chew(G, Syn)はギターとシンセサイザーを操り、Syu(B, Syn)もベースとシンセサイザーを使い分けるなど、器用にパートを入れ替え楽曲を繰り出していく。
Ricが「フリーライブ。自由っていう意味の“フリー”だから自由に楽しんでいってください」と言い、5人はモータウン調の「Lucy」をドロップ。場内からハンドクラップが発生し、色とりどりのライトがフロアを照らし出す。またAlecが、この日のステージにセットについて「花の匂いがめっちゃするな」とうれしそうに話す場面も。バンドはその後もエレクトロナンバー「Pity Xmas」やBob(Dr, Vo)の軽快なドラムが印象的な「Lift This Weight」などアルバム収録曲を次々と披露した。
メンバーの「Bob髪切った?」「Alecも切ったよな?」というフランクな会話の後、Alecがアコースティックギターに持ち替えると、5人は彼らの地元である京都府綾部市で録音した虫の声から始まる「Color」をプレイ。それまでの熱狂とは一転、会場はしっとりと穏やかな雰囲気に包まれる。曲が終わると、5人は顔を見合わせ呼吸を揃え、ラストナンバー「Win Key Gun」へ。華やかな楽曲に合わせ、ステージ脇からはシャボン玉が飛び出し、ステージの奥にある大きなミラーボールがゆっくりと回転。5人はカラフルで幻想的なムードの中、本編を締めくくった。
5人はアンコールを受け再びステージに登場。アルバム未収録曲の「Cation」と、本編に引き続き2度目となる「Lift This Weight」を演奏し、ステージの幕を降ろした。
なおHAPPYは11月から東名阪でワンマンツアー「HAPPY OneManTour 2014 MAGIC SHOW」を実施することが決定した。彼らがワンマンツアーを行うのはこれが初めて。どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみにしておこう。またYouTubeではアルバム収録曲「Wake Up」のビデオクリップが公開されている。
※動画は現在非公開です。
関連する特集・インタビュー
HAPPY「Free HAPPY “HELLO”」
2014年8月6日 ラフォーレミュージアム原宿 セットリスト
01. Magic
02. Run Run Run
03. Time Will Go On
04. Lucy
05. Wake Up
06. Pity Xmas
07. Lift This Weight
08. Cycle of Life
09. Color
10. Win Key Gun
<アンコール>
11. Cation
12. Lift This Weight
HAPPY OneManTour 2014 MAGIC SHOW
2014年11月30日(日)愛知県 池下CLUB UPSET
2014年12月5日(金)大阪府 Shangri-La
2014年12月7日(日)東京都 UNIT
リンク
- HAPPY OFFICIAL WEB SITE
- HAPPY - Wake Up #hpy - YouTube
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キイ @kii_grila
12/5(金)梅田シャングリラ!そして本日、間もなくonion night!のトリで登場!#onionnight RT @natalie_mu: HAPPY、新譜全曲ライブ終了&単独ツアー決定 http://t.co/OKV0ZKfQR3 #hpy