全国ツアー24県目となるこの日は、峯岸みなみキャプテン率いるチーム4がライブを実施。峯岸の「皆さんこんにちはー! チーム4が和歌山にやってきましたー! 今日はここ和歌山を世界で一番楽しい場所にしましょー!」という掛け声をきっかけに、ライブは「清純フィロソフィー」から元気よくスタートした。その後はメンバーそれぞれが調べてきた和歌山情報を盛り込んだ自己紹介や、メンバーからりぽぽ(小谷里歩)先生への悩み相談室といったMCが展開された。
ライブでは「成長メドレー」と題して、小学、中学、高校、部活、ちょっと反抗期などのシチュエーションに合わせたミュージカル仕立ての演出で、「スキスキスキップ」「青春のラップタイム」「オキドキ」「チーム坂」「制服が邪魔をする」など48グループの楽曲を一緒に披露。ランドセルを背負った西野未姫や佐藤妃星、先生役の小谷、今どきの女子高生になりきった木崎ゆりあ、部活に勤しむ向井地美音や土保瑞希、おじいちゃんに扮した峯岸など、さまざまな衣装で楽曲の世界観を表現した。
また冒頭のMCで「和歌山の人はのんびり屋さんが多いと聞きました。でも今日はのんびりする暇がないくらい盛り上がっていきましょう!」と峯岸が煽ったのを受け、中盤MCの際に観客が着席しようとすると「はい皆さん、休んでる暇ないですよ! 立ち上がって一緒に振付を覚えましょう!」と、「僕の太陽」の振付をレクチャー。チーム4のメンバーと観客の一体感がさらに高まるような演出もあった。
そして「チーム4コール」が鳴り響くアンコール明けでは、「LOVE修行」「ハートの脱出ゲーム」「恋するフォーチュンクッキー」のほか、恒例となったご当地バージョンの「AKB48(和歌山Ver.)」も披露。ダブルアンコールでは大島優子から指名を受けた向井地がセンターに立ち「ヘビーローテーション」をパフォーマンスして、和歌山公演を締めくくった。
全国ツアー再開後、これで全チームがツアー初日を迎えたAKB48。残る23県でも各チームの特色を生かした選曲&演出で、熱いライブを繰り広げることになりそうだ。
リンク
- AKB48公式サイト | AKB48全国ツアー2014「あなたがいてくれるから~残り27都道府県で会いましょう~」
- AKB48公式サイト
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苫とし @toshi01951
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