明日7月10日から東京・パルコ劇場にて上演される舞台「母に欲す」。同作の公開舞台稽古が本日7月9日に行われ、その前に実施された囲み取材に主演の峯田和伸(
記者から明日初日を迎えることについて心境を尋ねられ、三浦は「いっぱい稽古してきたので、その成果が出ればいいなと思っています」とコメント。それに対して峯田は少し不安げな表情を浮かべながら「昨日の夜の2時に三浦さんから追加で台詞を入れたいと言われて、そこから眠れなくって。そしたら台本がどんどん変わっていくという夢を見て、どうしたらいいかわからないまま朝を迎えて今日になりました」と話し、その後「ライブの前の日の気分と今日はすごく近くって。でも初めてのことが多いのでやってみないとわからないなというところです。がんばります」と初舞台への意気込みを語った。
また主題歌としてこの舞台の音楽を担当する大友良英、三浦、峯田の3名で共作した楽曲「母に欲す」について、峯田のもとに三浦が作詞した歌詞が送られてきたときに、峯田が今銀杏BOYZの新曲として書いていた楽曲の歌詞と1行目がほぼ同じという偶然があり驚いたというエピソードも明かされた。
「今作のテーマである『息子と母親の関係性』、いわゆるマザコンについて世の女性はネガティブな反応をされると思いますが、女性にこの舞台を勧めるならどうしますか?」という質問に対しては兄弟役の峯田と池松が口をつぐんでしまい、それを見かねた父親役の田口が「あらゆる男はマザコンである。あとママは意外とモテるっていうのが作品の1つのテーマです。これを見て逆にご教示いただきたいんですよね。そういうマザコンな男たちを女性が観てどういうふうに思うか知りたいです」と父親らしいコメントをする。
そして兄弟役をやってみてどうだったかという質問に対して池松は「稽古してきた1カ月間で感じた峯田さんの魅力をひとことふたことじゃ語れないです。本当に尊敬しています」と話す。峯田は照れくさそうに「ありがとうございます」と感謝したのちに「自分にも弟がいるんですよ。池松くんは弟に感じがすごく似ていて。練習が始まってからも弟に本当に呼ばれてるみたいな気がして、ちょっとやってられませんでしたね(笑)。本当に池松くんという役者を僕も尊敬していて。お父さんもそうだけど、弟も池松くんで本当によかったなって。すごく助かりました。これから1カ月ありますけど、なんとかがんばります」とうれしそうに語っていた。
なお「母に欲す」は東京と大阪の2カ所で実施される。明日7月10日から29日の期間は東京・パルコ劇場、8月2、3日の2日間は大阪・森ノ宮ピロティホールにて公演を行う。
※記事初出時、人物名の表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
パルコ・プロデュース 舞台「母に欲す」
2014年7月10日(木)~7月29日(火)東京都 パルコ劇場
<出演者>
峯田和伸(
リンク
- 銀杏BOYZ オフィシャルサイト
- 母に欲す | PARCO STAGE
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ナタリー - 峯田和伸、初舞台を前に“ライブ前日の気分” http://t.co/hdVfNeKvAu