貴重コラボ続々！EBiDAN夏ライブはお祭り騒ぎ

2014年7月7日 0:07 464 21 音楽ナタリー編集部

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7月5日、東京・NHKホールにてライブイベント「EBiDAN THE LIVE ～飛び出すEBi本 2014 Summer Party ～」が行われた。

「EBiDAN THE LIVE ～飛び出すEBi本 2014 Summer Party ～」全出演者のコラボステージ。

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EBiDAN 39

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Clash,

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カスタマイZ

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PrizmaX

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超特急

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DISH//

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DISH//、超特急、PrizmaX、カスタマイZ、研究生のEBiDAN 39とEBiDAN所属グループが勢ぞろいする本イベント。今回は寝台特急、DASH@@、カスタマイV、PleasemaXというスペシャルユニットの登場も予告されており、会場は開演前から期待感に満ちていた。

イベントは“EBiDAN劇場”の劇場支配人を名乗る、パペットのEBiMALによる進行で展開。トップバッターのEBiDAN 39は飯島颯と吉澤太陽が“えび男くん”としてメインを務める「エビビ-THE エール-」や殺陣をとり入れた「ちゃんばらやばらば」などでチャーミングなステージを繰り広げる。Clash,は「青空センターフォワード」と新曲「miruku!」を熱演すると突如解散を発表し、山崎悠稀は涙を流しながら「僕たちもっとレベルの高いアーティストになれるようにがんばるので、これからも応援よろしくお願いします！」と伝えた。ライブの終わりには11月24日に東京・日本青年館にてEBiDAN 39＆EBiDAN KiDSの単独公演決定がサプライズで発表され、場内には歓喜の声が響きわたった。

カスタマイZはオリジナル曲「刹那スクールゾーン」やロックアレンジの「secret base ～君がくれたもの～」、DOES「バクチ・ダンサー」のカバーなどパンチの効いた楽曲を連投する。MCではGORO（Vo, G）の「俺たちも超特急やDISH//みたいに自己紹介考えてきました」という前振りから、四者四様の個性あふれる自己紹介で客席を沸かせた。さらに9月より初のワンマンツアー「愉快！爽快！全開！大正解！～僕らの一気イチYOU!!～」を東名阪で開催することを告知し、GOROは「この夏超えてもっと成長した姿をみんなに見せられるようにがんばっていきたいと思います！」と意気込む。最後には8月27日にリリースされる“メジャーデビューしたいシングル”の表題曲「Life and death」を初披露した。

PrizmaXは「GO!」のイントロに乗せて登場。黒川ティムと森崎ウィンはフェイクを織り交ぜながら絶妙なアンサンブルを聴かせ、NHKホールをすぐさまPrizmaXワールドに染めていく。ダンスナンバーに乗せて陽気に踊るパフォーマンスでは、島田翼がウィンに殴られるような振りや清水大樹のバク転なども盛り込み、見応え満点の時間を提供した。MCでは和気あいあいとトークする5人も、直後に披露した9月10日発売の4thシングル「REBORN」では凛とした表情を見せる。始めから終わりまで変幻自在のステージでオーディエンスを楽しませた。なお公演中には8月16日に東京・WWWにてワンマンライブを実施することもアナウンスされた。

4番手の超特急は出だしをアレンジした「Kiss Me Baby」でライブを開始する。彼らの楽曲の中でもひときわセクシーなこのナンバーで客席を魅了したのち、コーイチの「さあどんどん楽しんでいこうぜ！」という呼びかけで「Shake body」へ。ここでは中央の高台に上ったタクヤがサングラスをかけてお茶目に踊ってみせるという一幕も見られた。コーイチがEBiDAN 39の山崎悠稀に話しかけようとするも、緊張してうまく話せなかったエピソードを明かして観客の笑いを誘ったあとは、7人は美しい風景の映像をバックに「Keyword」を届けて場内をしっとりとした空気に変える。そしてラストに「Believe×Believe」を投下し、一列で行進しながら舞台を去った。

特攻服に身を包んだDISH//は20分の持ち時間を守るため「びっ……くりするくらい巻きでいきます！」と宣言。その言葉通り、彼らは楽曲を徐々にテンポアップさせるという趣向を凝らした試みで「踊らにゃソン！Song！」「東京VIBRATION」と次々に叩き込む。しかしあまりのハイスピードについていけず、途中には「何この速さ！後半歌えてねえよ！」「ちょっとストップ！」と息切れしながら訴える場面も。MASAKIは「今日は、DISH//は世界一アホなグループってことを覚えて帰っていただければと思います」と話してグループの個性を印象付けた。全6曲をやり遂げた汗だくの4人は「DISH//、バンザーイ！」と両手を上げて袖へと消えていった。

そしていよいよ謎に包まれたスペシャルユニットの出番に。初めに姿を見せたのはTAKUMI役のユースケ、MASAKI役のGORO、RYUJI役のDAICHI、To-i役の大樹からなるDASH@@だ。彼らは「ピーターパンシンドローム」を歌いながら紙皿投げも行ってファンを喜ばせた。コーイチ役のウィン、カイ役の福本有希、リョウガ役の翼、タクヤ役のTAKUMI、ユーキ役のHIROKI、ユースケ役のMASAKI、タカシ役のHAMAで構成された寝台特急は「Shake body」の衣装で同曲を熱演する。去り際には「以上僕たちは、寝台特急でした！」とキメゼリフ＆キメポーズを残した。PleasemaXのメンバーはティム役のリョウガ、ウィン役のコーイチ、大樹役のTo-i、有希役のタクヤ、翼役のRYUJI。本家に負けないクールなパフォーマンスで「Mysterious Eyes」を披露した。カスタマイVはHAMA役のタカシ、GORO役のティム、HIROKI役のユーキ、DAICHI役のカイの4人で「ハレ晴レユカイ」をドロップする。タカシはHAMAを意識した歌声で歌い、ティムは頭のうしろでギターを弾くマネをし、ユーキはマイクスタンドに用意されているメガネをかけては振り落とし、カイはスティックを途中でピコピコハンマーに持ち変え、お祭り騒ぎのステージを展開。普段は観ることのできないスペシャルなコラボユニットに、客席はすさまじい盛り上がりとなった。最後は出演者全員が舞台上に集まりEBiDANとしてのオリジナル曲「Believe yourself」「恋心」を贈り、約3時間強にわたるイベントの幕を下ろした。