11月22日に公開される映画「日々ロック」の劇伴を、黒猫チェルシーが手がけていることが明らかになった。
「日々ロック」は「週刊ヤングジャンプ」で連載中の榎屋克優のマンガを、入江悠監督が実写化した映画。野村周平や二階堂ふみといった気鋭の若手俳優がメインキャストを務め、
また映画のティザービジュアルと、野村と二階堂からのコメントが公開された。2人はそれぞれ撮影を振り返り、見どころをつづっている。
野村周平コメント
今回の撮影は僕の中では人生で一番過酷なものでした。でも、その辛さがあったからこそ最後のシーンも気持ちが入りましたし、楽しい撮影になりました。殴られる、蹴られる、全裸で寒い中に放り出されることもあり…あとはラストシーンでものすごい雨と風に当たりながら演奏するシーンもありました。演奏については、去年の12月末からずっと先生とマンツーマンでやってきて、現場に入る前は不安でしたが、ザ・ロックンロールブラザーズの3人とも撮影を通して一体感も生まれてきて、撮影最後のサウンドチェックでは本当にすごいバンドになったと思いました。「日々ロック」は青春もあり、音楽もあり、アクションもあり、ちょっと恋愛もあり、ギクシャクした男と女の関係もあり、いろんなことが詰まっている映画です。あとは音楽の力の強さに気づかせてくれる映画になっています。やっぱり音楽なしでは感動は作れないですし、人を変えられるのも音楽なんだなって思いました。僕も原作がすごく好きで、読者の皆さんの気持ちを裏切りたくないという思いで、死ぬ気で拓郎を演じたので、ぜひその姿を劇場に見に来ていただきたいです。
二階堂ふみコメント
ギターもやって、ダンスもやって、アクションもやって、あっという間で本当に一瞬のことのように感じます。入江さんとは2回目ということもありましたし、どのシーンも結構楽しく演じられたような気はします。撮影では色んな苦労がありましたが、やっぱり宇田川咲というカリスマ性のあるキャラクターを作るにあたって、ファッションに関しては3、4回衣装合わせをするほどこだわったので、そうしたところも見てもらえたら嬉しいです。ライブシーンの撮影は、お客さんも一緒に乗っているっていう設定だったので、画面を通してやらされている感じが出ないように、本当に乗せなきゃいけないと思いました。自分がどこまで出来るんだろうって考えていたけど、楽しく、気持ちよく演じることができました。「日々ロック」は現代のロックンロールな映画だと思います。現場ではすごくバタバタで大変なこともありましたが、その分、凄くライブ感があるとてもロックな映画になったんじゃないかと思います。面白いキャストの方々と、力のあるストーリーをぜひ劇場で、大音量で見てください。
リンク
- 映画『日々ロック』オフィシャルサイト 2014年11月22日(土)全国ロードショー!
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y_ishizuka @rogi3rogi
映画「日々ロック」、劇中のインストゥルメンタルは黒猫チェルシーに決定!!ドラムの岡本啓佑さんは依田役として初演技も披露します。ナタリー【黒猫チェルシー「日々ロック」で映画劇伴に初挑戦】http://t.co/CfHAOkTH57