6月30日に東京・EX THEATER ROPPONGIにて「EX THEATER PREMIUM LIVE SERIES GO LIVE VOL.2」が行われ、
トップバッターを務めた大原櫻子(from MUSH&Co.)はアカペラから始まる「明日も」でライブの口火を切り、映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の劇中でCRUDE PLAYのデビュー曲として使用された「卒業」のカバーへとつなげる。MCでは「バンド編成でこんなに大きな会場でやるのは初めてです」と初々しく語り、「とても新鮮な気持ちなんですけど、新鮮といえば6月25日に新曲をリリースしました」と言って新曲のカップリング「タイミング」をさわやかに届けた。バラード曲「ちっぽけな愛の歌」を挟んでラストは新曲「頑張ったっていいんじゃない」を元気よく歌唱。大舞台に臆することなく堂々としたパフォーマンスを見せつけSalleyへとバトンを渡した。
続くSalleyは、1曲目に2人がユニットを結成して初めて制作した「その先の景色を」をセレクト。シャッフルビートが心地いい「green」を軽やかにプレイした後は、「この季節にピッタリのラブソングです」と紹介して「愛の言葉」を歌い上げた。MCでうらら(Vo)は「去年デビューして、ようやく1年が経ったのか、まだ1年しか経っていないのか……」と感慨深い様子を見せる。そして「最初の頃はライブに対する不安があったけど、こんなに大きなホールで楽しめている自分がいます。こんなに成長できたのも来てくれる皆さんのおかげです」と語り、デビュー曲「赤い靴」を噛み締めるように熱唱。最後は「プレゼント」でクールかつスタイリッシュな一面を見せてステージを後にした。
3番手の藤田麻衣子はバラードを中心としたセットリストを展開。キーボードの弾き語りで「それでも私は」からスタートさせると、アコースティックギターとパーカッションを交えて新曲「オレンジ」「この恋のストーリー」を届けた。MCでは7月12日に公開される少女マンガ原作映画「好きっていいなよ。」の試写会を観てきたエピソードを披露。「おいでよ」「離れるなよ」など、女子が男子に言われてうれしいフレーズについて言及しながら“不意打ちチュウ”の魅力についてうれしそうに語る。その後はラブバラード「水風船」「ねぇ」と続けて歌唱し、両親への感謝の気持ちをつづった「手紙~愛するあなたへ~」で女性ファンの涙を誘った。
イベントのトリを務める平井大はまず、ハワイアンテイストにアレンジされた「Mickey Mouse March」をドロップ。そのまま「アラジン」の主題歌「A Whole New World」、「トイ・ストーリー」の主題歌「You've Got a Friend in Me」とディズニーのカバー楽曲を畳み掛け、フロアを大いに盛り上げる。3曲を歌い終わったところでステージに盟友ALEXXXが登場。ALEXXXがタオルを振り回しながら平井とともに「Under the Sea」をパフォーマンスすると、観客も手を左右に振って呼応した。ライブ後半は最新アルバム「ALOOOOHANA!!」収録曲のパートへ。平井はアルバム表題曲や「虹の向こう」でピースフルな空気を演出し、ラストはミディアムバラード「promise」を観客にプレゼント。3時間を超えるイベントを締めくくった。
リンク
- EX THEATER ROPPONGI 公式サイト
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音楽ナタリー @natalie_mu
大原櫻子、Salley、藤田麻衣子、平井大「GO LIVE」で熱演 http://t.co/evOitqmEw7