詩人・小林大吾、4年ぶり新作で割り切れない小数点を詠む

「ヒップホップ以降の吟遊詩人」とも呼ばれるスポークンワーズアーティストの小林大吾が、4枚目のオリジナルアルバム「小数点花手鑑」を本日7月2日にリリースした。

前作「オーディオビジュアル」から約4年2カ月ぶりとなる今作は、小数点以下の数字が無限に続くような割り切れない場面をそっと彩るスポークンワーズを収録。ソウルフルなバックトラックに乗せて、小林がユーモアとペーソスに富んだ詩を詠んでいる。ミックスとマスタリングは全曲タカツキが担当。アートワークはグラフィックデザイナーとしても活躍する小林が自ら手がけている。

現在オフィシャルサイトでは収録曲の試聴を実施中。プロデューサーの古川耕による各曲へのコメントも公開されている。

小林大吾「小数点花手鑑」収録曲

01. 七つ下がり拾遺 / synaptic ah-choo
02. 忘れられた処刑人 / back to the future
03. ダイヤモンド鉱 / hot water pressure washer
04. 鍛冶屋の出来心 / ms. Blacksmith sighs
05. バニーズへようこそ！ / storm in a coffee cup
06. 注射器とカセットテープと公魚釣り / portrait of the Bumout family
07. リップマン大災害 / RIPman disaster
08. なれそめ / thanks to partial destruction
09. 水蜜桃 / shui-mi-tao
10. より良い転落のためのロール・モデル / let's roll, folks!
11. デッドワックス兄弟の反省会 / it's all their fault
12. 聖母はトンプソンがお好き / fuwa-fuwa damn
13. 100匹数えろ / Jonah the insomnia
14. 安田タイル工業のかなり重要な会議（抜粋） / tile different（radio edit）
15. 石蕗 / how to clip your own nails
16. 言葉よりも重いメッセージについて少し / there's a riot goin' home
17. あとがきにかえて / rewrite my quire