TRUSTRICK、初ライブで神田沙也加「始まったな」

2014年6月26日 13:31 71 5 音楽ナタリー編集部

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TRUSTRICKがデビューアルバム発売日となった昨日6月25日、東京・下北沢GARDENにてワンマンライブ「TRUSTRICK Premium Showcase【First Eternity】」を開催した。

「TRUSTRICK Premium Showcase【First Eternity】」の様子。（撮影：森久）

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「TRUSTRICK Premium Showcase【First Eternity】」の様子。（撮影：森久）

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ナタリーPower PushではTRUSTRICKの魅力に迫るロングインタビューを公開中。

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CDデビューに先駆け、テレビ番組などではライブパフォーマンスを披露してきた2人だが、大勢のファンを目の前にしてのステージは今回が初めて。会場にはフロアを埋め尽くすほど大勢のファンが詰めかけた。開演時間になると、まずはトークコーナーからスタート。まずは司会を務めるJ-WAVEナビゲーター藤田琢己が登壇すると、ライブを控えるTRUSTRICKの2人を呼び込む。ファンの歓声を受けた神田沙也加（Vo）は「お客さんのお顔を見ながらお話したり歌ったりするのはやっぱりテレビの収録やレコーディングとは違うので、『始まったな』って感じがしますね」とコメント。Billyは「昨日はリラックスしてたんですけど、今日はすごく緊張してます（笑）。結成から今日までのことをいろいろ思い出して……」と感極まった様子を見せた。

トークコーナーでは「当初は4人編成だった」というTRUSTRICK結成の経緯をはじめ、レコーディング秘話やビデオクリップ撮影の裏話などが語られた。トークの後はスクリーンを使ってのPV3作品の上映を挟み、いよいよ初ライブへ。神田が作詞・作曲を手がけた幻想的なアルバムオープニングナンバー「Ever Blue」が鳴り響き、スクリーンがゆっくり上昇すると、TRUSTRICKの2人はサポートメンバーを携えて登場。初ライブの記念すべき1曲目には「If -君が行くセカイ-」が選ばれた。続いてアップテンポなロックナンバー「wonder」を畳み掛けると、観客は拳やペンライトを掲げてステージの熱気に応えた。テンションが上がりすぎた神田が予定のセットリストを飛ばそうとしてしまう一幕もあったが、生バンドならではのアレンジで生まれ変わった四つ打ちナンバー「kissing」、神田作曲のじっくり聴かせるバラードソング「君が居る未来のために」と、バリエーションに富んだ楽曲が披露されていく。最後は縦ノリの「Jelousy Jelly」でにぎやかに締めくくられた。

アンコールの声を受け再度ステージに上がった2人はさらにもう1曲、TRUSTRICKが最初に作り上げた、このユニットにとって原点「ATLAS」を感情を込めて披露した。歌い終えると神田は「最後の最後に、みんなに大きいサプライズがあります」と、初のツアー「TRUSTRICK Eternity Tour 2014」の開催が決定したことを発表。「『Eternity Tour』というぐらいだから、アルバムを引っさげて……今日はハーフバージョンでしたけど、ツアーではフルで聴いていただけると思いますので」という神田の宣言で、場内は大きな歓声に包まれた。さらに終演後にはアルバムおよびライブグッズ購入者を対象とした特典会が行われ、2人はファンとの交流を楽しんだ。

TRUSTRICKはこのあと、明日6月27日に埼玉・イオンレイクタウン、28日に千葉・舞浜イクスピアリ、29日に東京・池袋サンシャインシティにてアルバム発売記念イベントを行う。その後に控える初のライブツアーは、東京、大阪、名古屋、福岡の4都市で開催予定。日時や会場などの詳細は後日改めてアナウンスされる。