清野茂樹「ハーリー&レイス」4周年興行に高田漣、田口華

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フリーアナウンサーの清野茂樹がパーソナリティを務めるラジオ日本「真夜中のハーリー&レイス」の公開収録イベントが6月22日に東京・吉祥寺キチムで実施され、人気プロレスラーのオカダ・カズチカのほか、高田漣、田口華(さくら学院)といったアーティストが出演した。

左から高田漣、清野茂樹、オカダ・カズチカ、田口華(さくら学院)。

左から高田漣、清野茂樹、オカダ・カズチカ、田口華(さくら学院)。

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手前から田口華、清野茂樹。

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高田漣

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オカダ・カズチカ

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清野と挑戦者(ゲスト)がプロレスにまつわるトークを繰り広げる同番組。今回のイベントは番組の放送4周年を記念したもので、清野はオカダ、高田、田口ら挑戦者と“エキシビションマッチ”と銘打ったトークを展開した。当日の会場はステージにリングを模したロープが張られたり、清野が番組で使用しているゴングが持ち込まれたりとプロレス感満載。足を運んだ約100名の番組ファンは、マニアックなプロレストークを約2時間にわたり楽しんだ。

清野によるタイトルコールにあわせてオープニングジングルが流れ出すと、いよいよイベントがスタートした。最初の挑戦者の田口華は、鈴木みのるの入場曲としてプロレスファンに知られる中村あゆみの「風になれ」をバックに登場。そして矢野通の“YTR”のポーズを模した自己紹介で観客の心をつかむも、清野は「(自己紹介のポーズは)矢野さんには無許可で? まあ矢野さんも元ネタはロブ・ヴァン・ダムですから問題ないでしょう」とツッコミを入れて会場を沸かせた。

約1年ぶりの番組登場となった田口は前回が初めてのプロレス関係の仕事で、それを機にプロレスに関する仕事が舞い込むようになったことを明かす。「この1年間のベストバウトは?」との問いには、今年3月に実施された新日本プロレスの旗揚記念試合であるオカダ・カズチカ対飯伏幸太をセレクト。試合を「ワールドプロレスリング」で観たという田口は「完全にオカダ選手の楽勝だと思ったんですけど、途中から飯伏選手がエプロンからトップロープに乗って雪崩式フランケンシュタイナーで……それからシットダウン式ラストライドで追い打ちをかけて、それで会場が温まった感じがして」「最後はオカダ選手のレインメーカーが決まったんですけど、本当に“金の雨降るわ”って」と興奮気味に専門用語を連発する。その後も2人はディープなプロレストークを展開。田口がプロレスに傾倒するきっかけとなった父についてや、自身のプロレス観、“飯塚高史はどこに向かっているのか”などが語られた。

続いての挑戦者である高田漣は、平沢進が異母犯抄名義で作曲した長州力のテーマ曲で、プロレス入場曲のクラシックとして有名な「パワー・ホール」をバックに登場。同い年の2人はアントニオ猪木とマサ斎藤による巌流島の戦いなど、少年期に観たプロレス中継の思い出話で盛り上がっていた。途中清野は高田が前回番組に出演したときにCHAGE&ASKAの「狂想曲(ラプソディ)」のカバーを演奏したことを振り返りつつ、「狂想曲(ラプソディ)」が「ワールドプロレスリング」のテーマ曲であったことを説明。さらに金曜20:00に放送されていた「ワールドプロレスリング」が月曜日に移ったあとに始まった番組が「ミュージックステーション」であること、プロレス好きのASKAが「Mステ」に出演した際、後楽園ホールで試合開始を待つアントニオ猪木と二次元中継でコラボしたことなどを話して来場者を楽しませた。

その後は高田のライブコーナーへ。高田は「狂想曲(ラプソディ)」と倍賞美津子の「いつも一緒に」を披露した。アコギ弾き語りで会場の雰囲気を和ませると、清野は「いつも一緒に」がアントニオ猪木のテーマ曲「炎のファイター~アントニオ猪木のテーマ」に歌詞を付けたカバーであること、そして「いつも一緒に」は「炎のファイター~アントニオ猪木のテーマ」のレコードのB面に収められていたことなどを解説。さらに清野は「『炎のファイター』自体もモハメド・アリのカバーだった」「だから高田さんがやったのはカバーのカバーのカバー」と続けた。

“タ・カ・ダ!”コールに包まれて高田がステージを去ったあとは、この日のメインイベント。ど派手なギターサウンドの「RAINMAKER」が勇ましく会場に響き渡ると、オカダ・カズチカが入場した。これに対し清野もプロレス実況さながらのマイクパフォーマンスでオカダの入場を盛り上げようとするものの、観客はオカダの入場と同時に天井から降ってきたオカダドル(オカダの顔が印刷されたお札)に夢中で主役そっちのけに。オカダはこれに憤慨した様子を見せながらトークをスタートさせた。

まず清野は最近オカダのマイクアピールの腕が上がっていることに触れ、それを証明するように2012年から現在までのオカダのマイクアピール映像を上映。オカダは映像を観ながら自身のマイクアピールについて説明していった。その後はオカダのプロレス歴についての話題に。「最初はプロレスラーになろうとは思っていなかった」「中学を卒業してすぐにメキシコに渡った」などプロレスの道を志すに至った経緯から現在までの略歴が本人の口から語られていった。オカダの新日本プロレスデビュー戦も観ているという清野ならではのインタビューはプロレスファンならずとも聴き応えがあるものとなり、オーディエンスは興味深そうにオカダの言葉に耳を傾けていた。

清野は最後に、7月21日に北海道・北海道立体育センターで開幕する「G1 CLAIMAX 24」についても質問。オカダはAJスタイルズ、鈴木みのる、カール・アンダーソン、矢野通らくせ者揃いの対戦相手について「え? このメンバー を見て、普通に(優勝するのは)僕じゃないですか?」と語る。そして「『G1』はどこも大きな会場ですから、夏に向けて盛り上げます」と力強く宣言してトークを締めた。しかし即座に清野に「イベント終わってみてどうですか?」と振られるとテンションが一転。「特にありません」と言い放ち観客を笑わせていた。7月1日(火)深夜27:00放送の次回の「真夜中のハーリー&レイス」は、この日のトークの模様が放送される。

ラジオ日本「真夜中のハーリー&レイス」

毎週火曜日 27:00~28:00

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高田漣 @rentakada

あの日の戦いのことが記事に(笑)!RT @natalie_mu: 清野茂樹「ハーリー&レイス」4周年興行に高田漣、田口華 http://t.co/3rppeoKxRX #美獣

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