この番組はハロー!プロジェクト所属の5グループが今年3月に行った電子フォトブックの企画力を競う「au『ブックパス』Presents HELLO!PROJECTオリジナルフォトブックプロデュースバトル! ~優勝賞品は、オールナイトニッポン特番出演!?~」でBerryz工房が見事優勝し、番組パーソナリティ権を獲得したことで実現したもの。会場となった東京・ニッポン放送イマジンスタジオには、抽選で選ばれたファンが駆けつけ番組を盛り上げた。Berryz工房のメンバー7人がそろってラジオ番組に出演するのは約5年ぶり、「オールナイトニッポン」に出演するのはこれが初めてということで、彼女たちは番組開始前から気合い十分。ラジオの公開放送だというのに、オリジナルフォトブックで着用したナース服や不思議の国のアリスの衣装、鯛の着ぐるみなどを身にまとって番組に挑んだ。
清水佐紀の「Berryz工房!」の掛け声に続いてメンバー全員で「いくべ!」と気合いを入れたところで、公開収録はスタート。オールナイトニッポンのテーマソング「ビタースウィート・サンバ」に乗せてスタジオに登場した7人は、ファンの大歓声と拍手に迎えられる。彼女たちが席に着くと、なぜ今回Berryz工房がオールナイトニッポンGOLDでパーソナリティを務めることになったのかを、3月30日に神奈川・パシフィコ横浜展示ホールA / Bにて開催されたライブイベント「Hello! Project ひなフェス 2014 ~Full コース~」の模様を交えながら紹介。嗣永桃子が「あのauのCMをやってるモーニング娘。'14に勝ったんですよ? 事務所的によかったんですか?」とスタッフのほうを向いて話すと、スタジオには大きな笑い声が鳴り響いた。
今回の番組コンセプトは、au「ブックパス」で無料配信されているBerryz工房オリジナルフォトブックのテーマ「おふざけ女子」にちなんで「おふざけ女子会パーティ」。そのコスプレ衣装からもわかるように、彼女たちらしいユーモアにあふれたトークが90分にわたり繰り広げられた。さらに番組中には清水が「今回フォトブックのプロデュースバトルで、私たちBerryz工房がハロプロのユニットの中でNo.1であることが証明されたわけです。ということはですよ。そのBerryz工房の中で一番になったら……そう、ハロプロの女王ということになるわけですよ!」と力説し、さまざまな“おふざけバトル”を通じて「クイーン・オブ・ハロプロ」を決定することになった。
公開収録中、番組で曲が流れている間はメンバーが来場者に向けて話しかける一幕も。嗣永は「皆さんの応援次第で、今後のニッポン放送さんとの付き合いが決まっていくので。いやいや、イヤラシい意味じゃなくて(笑)」と番組レギュラー化を狙う発言で、ファンを煽っていった。
その後番組ではBerryz工房の名前の由来を話したり、メンバー1人ひとりが自己紹介をしたりして、リスナーに向けてBerryz工房をアピールしていく。さらにCM明けにはオリジナルフォトブックと連動したショートドラマ「Berryz工房おふざけ女子ストーリー」も紹介。メンバーはオリジナルフォトブックで着用した衣装のキャラクターになりきり、テンポのよいトークでファンを爆笑の渦に巻き込んだ。
いよいよ「クイーン・オブ・ハロプロ」を決定する“おふざけバトル”に突入。メンバー7人を3グループに分けて予選を行い、その勝者3人が決勝戦で争い真の「クイーン・オブ・ハロプロ」を決める。最初は嗣永、菅谷梨沙子、須藤茉麻が「10周年ありがとうバトル」と題したバトルを展開。ここでは3人がそれぞれ、今年デビュー10周年を迎えたBerryz工房を支え続けたファンに向けて「ありがとう」のメッセージを、よりかわいく伝えた。嗣永はファンよりもニッポン放送に向けて熱烈なアピールを続け、菅谷は用意されたマイクスタンドのジョイント部分をなぜか外してしまうというアクシデントを起こす。そして須藤は選挙演説のような口調で観客の笑いを誘い、勝負を終えた。最終的にファンが勝者に選んだのは菅谷。控えめでかわいらしい感謝の言葉に、多くのファンが拍手を送った。
第2回戦は徳永千奈美 vs 夏焼雅による「セクシーボイスバトル」。2人は用意されたシチュエーションにあわせて、セクシーなセリフをアドリブで発表していった。先攻の徳永は英語の家庭教師になりきってセクシーな言葉を言っていくのだが、彼女から発せられた言葉は「ヘイボーイ! レッツ・カモン・ダンス!」という家庭教師とは関係のないフレーズ。しかしメンバー、ファンともに大爆笑となり、徳永は「この10年間で一番本気出した」と満足げな表情を見せた。これを受けて後攻の夏焼は「どうしよう。アリス、パニック!」と動揺を隠せない様子。そんな彼女に出されたのは「雨が降ってきたときのセクシーな一言」という難題で、結局うまくやりぬくことができず徳永が決勝への切符をつかんだ。
第3回戦は熊井友理奈 vs 清水佐紀による「爆笑!一発ネタバトル」。ギャグやモノマネ、すべらない話などで来場者からより笑いを取ったほうが勝ちとなるが、2人はボビー・オロゴン(清水)、クレヨンしんちゃん(熊井)をモノマネし微妙な勝負を見せる。このありさまに嗣永は「ニッポン放送のスタッフさんの顔色が青ざめてますよ!」と心配するも、最終的には熊井が勝利を勝ち取った。
決勝に進出する3人が決まったところで、一旦ブレイクタイムに突入。Berryz工房のメンバーは口々に「楽しい!」を連発し、「1億3千万総ダイエット王国」が流れている間は「~たい」という歌詞が登場するたびに鯛の着ぐるみ着用の徳永がポーズを取って笑いを誘った。そして「クイーン・オブ・ハロプロ」決勝戦では「有楽町ミニミニマラソンクイズ」と題して、イマジンスタジオの周りを1周してクイズに答えていく。ここでは着ぐるみ着用の徳永が不利に見えたが、意外にも徳永がマラソンでも圧勝。最初に1問正解するが、以降は3人とも不正解の膠着状態が続く。その後は菅谷が正解し徳永に並ぶも、最終的には徳永が勝利。“鯛・オブ・ハロプロ”ならぬ“クイーン・オブ・ハロプロ”の座を見事手に入れた。徳永は若干プレッシャーを感じつつも、「ハーイ! マイ・イズ・ハッピー。グッバイ!」と意味不明な英語を連発して女王の余裕を見せつける。そんな徳永には副賞としてニッポン放送「ミュ~コミ+プラス」へのゲスト出演権が与えられた。
番組もいよいよエンディング。7人はリスナー、そして会場のファンに向けて決意表明をしていく。ここでは意外にも菅谷から「10周年ということで、レギュラーが欲しいです!」という言葉が飛び出すなど、1人ひとりが熱い思いを伝えていった。さらに番組では6月4日にリリースされるニューシングルから、新曲「普通、アイドル10年やってらんないでしょ!?」を初オンエア。しかし公開収録時はまだ完成していなかったためタイトルのみの発表となり、メンバーは「みんな、Twitterとかに書いちゃだめだよ!」と念押しする一幕もあった。
こうして約90分にわたる「Berryz工房のオールナイトニッポンGOLD」の公開収録は、爆笑に次ぐ爆笑のうち幕を下ろした。なおこの番組の一部を本日5月3日から、オールナイトニッポンのオフィシャルサイトにて聴くことができるので、放送を聴き逃した人はぜひチェックしてみよう。さらにBerryz工房がプロデュースしたオリジナルフォトブックはauユーザーを対象に、5月31日まで無料配信中。auユーザー以外も試し読みが可能となっている。
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ベリス @bellus_RISA
ナタリー - モノマネ!マラソン!Berryz工房初のANN収録に大奮闘 http://t.co/TbuQk6T0uB #berryz