ソールドアウトとなったツアーファイナル公演のオープニングを飾ったのは
この勢いを2番手の
そしてゲスト2組が作り上げた興奮状態の空間に満を持してTHREE LIGHTS DOWN KINGSが登場。Glielmo Ko-ichi(Vo)はライトが明滅する中エフェクターを通した声で観客を煽る。登場から間もなく「FIRST IMPACT」がドロップされるとフロア前方のキッズは右から左へと大きくうねり、u-ya(Screaming, G, Programming)のシャウトによってその荒々しさは増していく。続く「As I'm Alive」でKo-ichiは「名古屋!飛べーっ!」と声を上げ、オーディエンスはウォブルベースの響きに合わせて一斉に飛び跳ねた。
Ko-ichiは18公演におよんだツアーの終了を寂しがりながらも「その場にしかない地方の独特のよさみたいなものサンエルは吸収してきました。今日ここですべてをぶつけていきます!」と意気込みを宣言。アルバム「LiVERTY」のナンバーを中心としたシンセサウンドとヘヴィなバンドアンサンブルをミックスした楽曲で次々とモッシュピットを誕生させる。中盤でKo-ichiは自分たちがライブバンドとして活動してきたことへの達成感を語り、「この曲を書いたときは、まさか自分たちが音楽をやり続けた先でこんな素晴らしい景色を作れるなんて思ってませんでした!」と言ってインディーズ時代のナンバー「A Hero For You」を披露。オーディエンスは四つ打ちのビートに合わせ声を上げたり飛び跳ねたりと思い思いにライブを楽しむ様子を見せ、Ko-ichiはフロアに向かって「これからもみんなにとってヒーローであり続けられるように、ずっと音楽を続けていきます! よろしく!」と言い切った。
ライブが後半に差し掛かり、Ko-ichiはMCで「俺たち名古屋のバンドにとってここでイベントしてチケットをソールドアウトさせるのがひとつの目標でした! ずっと夢見てたんだよ!」とこのステージへの思いを語る。そして「みんなも自分の道を切り開いていこうぜ!」とファンにエールを送り、バウンシーなメッセージソング「Everybody!! Up to You」を披露した。本編ラストは「Dear Future...」。オーディエンスのヘッドバンギングや「Step by step!」という大合唱をステージ上のメンバーは充実した表情で眺め、笑顔でステージをあとにした。
アンコールで登場した彼らは3rdミニアルバム(タイトル未定)が7月2日にリリースされることを発表。Ko-ichiが「ツアーで切実に感じた思いを歌詞にしてみました! その曲をどうしてもここでやりたくてどうにか完成させました」と話し、新曲「ONE」を披露する。「初めて聴く音楽でどこまで盛り上がれるか見せてくれ!」というKo-ichiのリクエスト通りメロディに合わせて「オー!」という大合唱が巻き起こり、明朗なメロディに合わせてフロアは大盛り上がり状態に。その勢いは次のナンバー「MOV!N'NOW」でも続いた。そしてライブはダブルアンコールに突入。彼らは「もう1曲だけビシッと決めようか!」と「Just going ahead」で会場を沸かせ、ホームタウンでのツアーファイナルを成功させた。
THREE LIGHTS DOWN KINGS「LiVERTY TOUR 2014 -FINAL SERIES-」2014年4月19日 愛知・ElectricLadyLand セットリスト
01. FIRST IMPACT
02. As I'm Alive
03. ALL OUT ATTACK
04. MONSTER DiSCO
05. Welcome to Splendid Light
06. A Hero For You
07. Everybody!! Up to You
08. BRAINWASH
09. Dear Future...
<アンコール>
10. ONE(新曲)
11. MOV!N'NOW
<ダブルアンコール>
12. Just going ahead
リンク
- THREE LIGHTS DOWN KINGS OFFICIAL WEB SITE
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