アプガ、番外公演で古川小夏劇場＆佐保明梨バット折り

2014年2月3日 21:51 111 25 音楽ナタリー編集部

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アップアップガールズ（仮）が昨日2月2日に東京・AKIBAカルチャーズ劇場にて定期公演EXTRAを開催した。

アップアップガールズ（仮）「定期公演EXTRA～小夏の部屋へようこそ～」の様子。

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古川小夏への告白の様子。左から古川小夏、新井愛瞳。

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高木三四郎に正拳突きをお見舞いする佐保明梨。

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アップアップガールズ（仮）「定期公演EXTRA～佐保道場～」の様子。

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バット折りを成功させた佐保明梨。

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アップアップガールズ（仮）

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毎回激しいライブやトークイベントなどを行ってきたアプガの定期公演だが、この日はこれまでとは趣向を変えた番外編という位置づけでイベントを実施。「小夏の部屋へようこそ」「アップアップガールズ（仮）は一体何と戦っているんだっ!!」「佐保道場」というテーマのもと3部制で公演を行った。

「小夏の部屋へようこそ」をテーマにした第1部では、古川小夏を主役に寸劇を展開。いつものようにステージに登場したメンバーは「アッパーカット！」からライブをスタートさせるが、歌唱後突然古川が倒れそのまま息を引き取ってしまう。その後、古川は幽霊役となりあの手この手を使って自分に対するメンバーの本心を聞きだしていくが、どのメンバーも「しゃべらなければかわいいのに」「暑苦しい」などと語り、古川の思いを裏切るような散々な結果に終わる。

しかしどうしても注目を集めたい古川はメンバーに告白のシチュエーションを演じさせたり、メンバーとともに妄想力を膨らませて悪人に捕らわれる寸劇を行ったりする。その中でメンバーはエチュード（即興劇）にも挑戦し、古川の無茶振りに見事なアドリブで対応していった。最後はまさかの夢オチという展開ではあったが、1時間半ほどの公演時間中に寸劇とライブを織り交ぜた新たな公演の形を提示し、集まったファンを大いに楽しませた。

続く第2部は2月19日にリリースされるニューアルバム「セカンドアルバム（仮）」のジャケットにも書かれている「アップアップガールズ（仮）は一体何と戦っているんだっ!!」という文言をテーマにトーク主体のイベントを実施。ゲストにアプガの楽曲を数々手がけてきたmichitomoやライターの土屋恵介が登場し、それぞれアプガが何と戦っているのか持論を展開していく。

またハロプロエッグ時代をともにした戦友でもある吉川友とTHE ポッシボーからもビデオメッセージが届く。吉川は「アップアップガールズ（仮）は私たちと戦ってるでしょ！」と2月6日に迫ったライブイベント「吉川友とポッシポッシガールズ（仮）」のアピールを行い、さらにヤングアニマルのグラビアクイーンに選ばれた仙石みなみに対しても「私のわがままボディとあなたのマシュマロボディで対決ですから。絶対負けません！」とコメントし火花を散らした。続くポッシボーは「スタッフYさんと戦ってる」「（仮）を取るために戦ってる」という意見を出しつつも、最後は吉川と同じく「私たちと戦ってる！」とまとめてスリーマンライブへの意気込みを語る。

そして会場が盛り上がったところでDDTプロレスリングの高木三四郎社長が2月19日に開催されるプロレスとアイドルのコラボイベント「アップアップDDT（仮）」の告知をかねて来場。高木が「正直まだ何をやるのかも分からない。だいたい3日前くらいにバーッとアイデアが降りてくると思う」と対バンライブの構想がノープランであることを告白すると、佐保明梨は高木に正拳突きをお見舞いしてダウンさせ、会場を大いに盛り上げた。

最後のゲストはタワーレコードの嶺脇育夫代表取締役社長がサプライズ登場。嶺脇が来ることを聞かされていなかったメンバーは恒例のサプライズが起こることを予感し肩をすぼめながらステージ端に移動する。そして念願の中野サンプラザホールでのワンマンライブが発表されると、メンバーは次々と涙を流しながら喜びの表情を見せた。

公演後に行われた囲み取材で、大きな会場でライブを行っているハロー！プロジェクトのグループやほかのアイドルグループに向けてコメントを求められた古川は「昨年末に行われたハロプロのカウントダウンイベントでメロン記念日さんのライブを見学させていただいたんですけど、中野サンプラザがライブハウスに見えたんです。私たちもメロン記念日さんの一体感はずっとうらやましいと思っていたので、それを追い越せるように中野サンプラザをライブハウスにしたいと思います！ホール全体に行きわたる熱さではどこのグループにも負けません！」と意気込みを語った。

グループにとって念願の中野サンプラザホールでのワンマンライブが決定し、祝杯ムードが会場を包み込む中、第3部の「佐保道場」が開幕する。この公演では佐保がずっとやりたかったというエクササイズを実施。汗だくになりながらもメンバーはエクササイズプログラムとライブを交互に行うという荒行に挑戦した。ほぼノンストップでプログラムを完走したメンバーは疲れた表情を見せつつも次の演目の準備に。佐保は空手着を着て再び登場すると、刀を持ったメンバーを交えて見事な殺陣を披露する。さらに佐保は得意の空手の型で集中力を高めると、最後は木製のバットを蹴りで折るという挑戦を見事成功させ、ファンからの大歓声に包まれた。

バット折りを成功させた佐保が「初めて挑戦したんですけどずっとバットを折りたいっていう目標があって。今回いい機会をいただけたので特訓したんですけど、なんとか折ることができました」とコメントすると、すかさず新井愛瞳は「アイドルがバットを折るなんて聞いたことないよ！」と突っ込みを入れ笑いを誘う。佐保はすべてやりきったという清々しい笑顔を見せながら「ありがとうございました！」と一礼し、この日の公演を終えた。