東京、大阪、そして地元福島の全国3都市で行われるこのツアーは、全会場ソールドアウトを記録。片平は若干緊張した表情を見せながらも、ギター弾き語りやバンド編成でのパフォーマンスで満員のフロアを魅了していった。最初のMCでも彼女は「実は昨日からすごく緊張していて夜11時に寝たんですけど、朝だと思って起きたら、まだ夜中の1時で(笑)」と前夜から緊張していたことを明かしたが、続けて「本当に今日この日を楽しみにしていました!」とこのツアー開始を待ち望んでいたことをファンに伝えた。
ライブではメジャーデビュー曲「夏の夜」や最新シングル「女の子は泣かない」をはじめ、既発曲や未CD化の楽曲、さらにはカバー曲まで幅広いレパートリーを披露。MCではバンドメンバーや観客とのほのぼのとしたやり取りもあり、終始アットホームな雰囲気の中ライブは進行していった。またライブが進むにつれて、観客とのコールアンドレスポンスも積極的に実施。終盤には男性客や女性客、さらにはフロアごとにコール&レスポンスを行い、会場の一体感を加速させていった。そして「まだまだ未熟者ですが、いっぱいライブをやって、いっぱい曲を出して、成長していきたいので、またライブに遊びに来てください」と観客に感謝の言葉を伝えて、約2時間にわたるツアー初日を無事終了させた。
ライブ中には片平からうれしいニュースも告げられた。最新シングル「女の子は泣かない」のカップリング曲「Hey boy!」が、スポーツ専門テレビ局「J SPORTS」のプロ野球中継番組「J SPORTS STADIUM 2014」の中継テーマソングに決まったことが告げられると、フロアからは大きな拍手が沸き起こった。片平は昨年2013年も同番組のテーマソングに「baby」が採用されており、これで2年連続で「J SPORTS」のプロ野球中継テーマソングを担当することになる。「Hey boy!」は2月1日から放送中のキャンプ中継番組「野球好きキャンプ祭り ~広島 中日デイリー情報~」から使用されており、片平は「去年の『baby』のときも『J SPORTS』のプロ野球中継テーマソングをきっかけに好きになってくれた方がいっぱいいたので、うれしいです。『Hey boy!』もとても疾走感のある元気な歌なので、試合にドキドキしながら私の曲も楽しんでください!」と喜びのコメントを寄せている。
なお片平は今後、2月8日に大阪・knave、9日に福島・Live Space C-moonでライブを行う。
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