geek sleep sheep初ツアー完走「これからもバンドは続く」

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geek sleep sheepが昨日1月29日に東京・EX THEATER ROPPONGIにて東名阪ツアー「tour confusion bedroom」の最終公演を開催した。

geek sleep sheep「tour confusion bedroom」東京・EX THEATER ROPPONGI公演の様子。(撮影:岡田貴之、石川浩章)

geek sleep sheep「tour confusion bedroom」東京・EX THEATER ROPPONGI公演の様子。(撮影:岡田貴之、石川浩章)

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yukihiro(Dr / geek sleep sheep)(撮影:岡田貴之、石川浩章)

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kazuhiro momo(Vo, G / geek sleep sheep)(撮影:岡田貴之、石川浩章)

kazuhiro momo(Vo, G / geek sleep sheep)(撮影:岡田貴之、石川浩章)

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345(Vo, B / geek sleep sheep)(撮影:岡田貴之、石川浩章)

345(Vo, B / geek sleep sheep)(撮影:岡田貴之、石川浩章)

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geek sleep sheep「tour confusion bedroom」東京・EX THEATER ROPPONGI公演の様子。(撮影:岡田貴之、石川浩章)

geek sleep sheep「tour confusion bedroom」東京・EX THEATER ROPPONGI公演の様子。(撮影:岡田貴之、石川浩章)

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開演時間になるとJapanの名曲「Nightporter」がオープニングSEとして流れる中、yukihiro(Dr)、kazuhiro momo(Vo, G)、345(Vo, B)の順番でメンバーがステージに登場。定位置に着いて顔を見あわせた3人は、「Good Dream」でライブの口火を切る。ポップなナンバー「Weekend Parade」、345とmomoの歌う「ネコにゃんにゃんにゃん イヌわんわんわん」というフレーズがかわいらしい「SANPO」を続けて披露し、会場の熱気を一気に高めていく。

最初のMCでmomoは「いらっしゃいませ。geek sleep sheep、今夜はツアーファイナルでございます。思う存分、踊って帰ってください!」と笑顔を見せた。続く「Last Scene」でyukihiroはフロアタムを多用した手数の多いフレーズでアンサンブルのボトムを支えつつ、momoと345の伸びやかなハーモニーを際立たせるリズムを刻んだ。

バンドはその後「frame」「Teardrop」「magica」といった落ち着いたナンバーで観客を酔わせたあと、2度目のMCタイムへ。momoが「そろそろ345ちゃんしゃべる?」と345にMCを振ると、観客は345の名前を叫ぶ。345は「皆さんこんばんは、今日は1月の終わりのほうで……忙しい中ありがとうございます」とおっとりした口調で挨拶した。

momoは「シングルとアルバムを出しましたが、ワンマンをやるには曲数が足りません(笑)。なのでちょっとここで洋楽のカバーをやりたいと思います」と語り、カバーセッションをスタートさせる。彼らはThe Smashing Pumpkins「ZERO」、Daisy Chainsaw「LOVE YOUR MONEY」、My Bloody Valentine「When You Sleep」の3曲を披露。ノイジーなリフ、ダンサブルなシャッフルビート、混声の魅力を生かしたコーラスワークも含んだカバーアレンジで観客を楽しませた。

「次に新曲をやります」とmomoが不意を突いて宣言すると、会場は割れんばかりの歓声に包まれる。続けて「まだまだこれからもバンドは続くぞという気持ちを込めてやります。曲をyukihiroさんが作ってくれて、歌詞は僕が昨日の夕方くらいにやっと書き終えました。それを345ちゃんが歌ってくれるっていうね」と楽曲の成り立ちを説明。さらに「345ちゃん大丈夫ですか?」と声をかけると、345は「今日のリハで初めて歌ったんです……」と告白した。そして彼らはできたての新曲「kakurenbo」を届け、切なげで浮遊感のあるサウンドで会場を包み込んだ。

彼らのライブで恒例となっている345によるグッズ紹介のコーナーでは、momoが「皆さんお待ちかね、“ジャパネット345”のコーナーです」と案内してから345がイヤーマフやトートバッグといったバンドのグッズを抱えて登場。「ぜひ……ぜひ……」とグッズをおすすめする後ろでyukihiroは、軽くストレッチをしたり腕を組んだりしながらその様子を楽しげに眺めていた。

グッズ紹介のあと、ライブ後半戦で彼らはハッピーな雰囲気の「GOHAN」、ドライブ感あふれるmomoのメインボーカル曲「IMAGINATION」、ラウドなサウンドとけだるいシャウトが炸裂するグランジナンバー「Jesus wa gokigen naname」を連続投下。345とmomoはステージ最前まで詰め寄って激しいジャンプをしたり楽器を高く掲げたりと、パワフルなパフォーマンスを見せつける。中でも「Jesus wa gokigen naname」はラストにテンポアップするアグレッシブな展開で届けられ、一段と観客の興奮を誘った。そしてバンドは勢いを保ったまま原曲よりもハイスピードなアレンジの「Strange Circus」まで一気に駆け抜けた。

終盤のMCでは「yukihiroさん今日は曲のエンディング引っ張りますねえ! あれの長さでご機嫌具合がわかるんですよ」とmomoがテンション高く語ると、yukihiroは静かに微笑んだ。その後メンバーはまどろむような「Daydream」でしっとりとしたプレイを聴かせる。そして星空のような幻想的な光が映し出されたステージで、ドリーミーなラストソング「hitsuji」をパフォーマンスしてツアーのラストを締めくくった。

なおgeek sleep sheepはこの公演の中で、5月に東京で再びライブを行うことを発表。日程など詳細は追ってアナウンスされるので、ファンは続報を楽しみにしておこう。

geek sleep sheep「tour confusion bedroom」
2014年1月29日 東京都 EX THEATER ROPPONGI セットリスト

01. Good Dream
02. Weekend Parade
03. SANPO
04. SINCE YESTERDAY(Strawberry Switchbladeカバー)
05. Last Scene
06. frame
07. Teardrop
08. magica
09. ZERO(The Smashing Pumpkinsカバー)
10. LOVE YOUR MONEY(Daisy Chainsawカバー)
11. When You Sleep(My Bloody Valentineカバー)
12. kakurenbo(新曲)
13. GOHAN
14. IMAGINATION
15. Jesus wa gokigen naname
16. Strange Circus
17. Daydream
18. hitsuji

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