「BEST FUNDOSHIST AWARD 2013」は一般社団法人・日本ふんどし協会が毎年選出する、その年にふんどしの普及に貢献し、活躍した有名人を対象にした賞。前回の2012年はフリーアナウンサーの住吉美紀が大賞に選ばれ、いとうせいこう、小山薫堂、井上裕介(NON STYLE)、壇蜜が受賞した。
人間椅子が今回の“ベストフンドシスト”に選ばれた理由は、メンバー全員がふんどしの愛用者であり、特に鈴木研一(B, Vo)がステージ上で見せるふんどし姿が話題になったこと。また千葉・幕張メッセで行われたロックフェス「Ozzfest Japan 2013」への出演で話題を呼び、和嶋慎治(G, Vo)のももいろクローバーZとのコラボなど2013年に多方面で積極的に活動したことが評価された。日本ふんどし協会はバンドが2014年に結成25周年を迎えることからますますふんどし普及に貢献することを期待しているとし、またファンからの推薦が最も多かったことも受賞の決め手になったという。
和嶋やナカジマノブ(Dr, Vo)がふんどしを着用し始めたのは最近とのことだが、鈴木はバンド結成以来25年間ふんどしを履いている、言わばふんどしのベテラン。鈴木は市販されているふんどしではなく自分でサラシを切って手作りしたこだわりのふんどしを愛用していると言い、表彰状を受け取った彼は「これからも“ふんどし道”まっしぐらでいきたいと思いますので、ひとつ人間椅子をよろしくお願いいたします」と語っていた。
なお、この「BEST FUNDOSHIST AWARD 2013」の授賞式は「ふんどしの日」の前日である2月13日に開催。これに合わせて東京・小田急百貨店新宿店では1月29日から2月18日まで「ふんどしの日フェア」が実施される。
人間椅子 コメント
ふんどしを履き始めたきっかけについて
鈴木 「和服を着てるから」っていう理由もありますが、ふんどしは僕にとって、日常と非日常を分ける境界線なんですよ。ふんどしを着けるとライブのモードに入るっていう。だから皆さんもスイッチを切り替えたいとき、例えば勝負の夜とかにいいですよ。
和嶋 つまり勝負パンツみたいなものですか(笑)。
鈴木 はい。よく実践してるんだけど、これでいくと相手は燃えるし、相手に和服を着てもらうと僕も燃えるんです。
ナカジマ え、何? 夜の営みの話なの?(笑)
鈴木 やってみればわかりますよ。脱がすときがすごく楽しいんですよ(笑)。
和嶋 僕はたまたま知り合いの呉服屋さんに数枚ふんどしをもらったのがきっかけですね。鈴木くんからは「ちょっとそのデザインは……」って駄目出しがあったんですけど(笑)。
ナカジマ そのふんどしをね、ライブのときに「気持ちを1つにしよう! 気合入れようぜ!」って急に思い立って締めたんです。
和嶋 そしたら気持ちがグッと引き締まってね。確かにさっき鈴木くんが言ってた「日常と非日常が変わる」感じがわかりました。それ以来ふんどし着用者です。
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タワーレコード錦糸町パルコ店 @TOWER_Kinshicho
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