東京、愛知、大阪、福岡の4都市でライブビューイングも行われた今回のライブは、22日に終了したばかりの東名阪ツアーの追加公演として実施。場内が暗転するとスクリーンの映像にパンダのかぶりものをしたユースケと思しき人物が映り、music.jpとのコラボ企画「ダウンロードバトル」の優勝特典として自身がプロデュースしたコーナーの始まりを宣言する。彼が「これからある7人組が出てきますが、どんなことがあっても驚かないでください! 引かないでくださいね!」と念を押すと、ネルシャツにメガネ、バンダナ、サスペンダー、リュックといったスタイルのメンバーが小走りで舞台上にやってきた。彼らは語尾に「ござる」を付けたり事あるごとに敬礼をしたりしながら超特急についての会話を繰り広げると、ヲタ芸を取り入れつつ「Drive on week」のワンコーラスと「Shake body」を踊ってみせる。するとユースケ以外の6人が逃げるようにステージから退場し、1人残った彼はアップテンポなダンストラックに合わせてキレのあるソロダンスを披露した。
フリップに“ソリに乗ったサンタとトナカイ”、“ユースケ”というお題の絵を描いて発表するコーナーを終えてメンバーが舞台袖へはけると、「超特急 2年の軌跡」と題したムービーが上映される。ここでは2011年12月25日の結成時から現在までのライブ映像、今年3月から実施されてきたファンミーティングの様子が順を追って紹介された。続いて派手なSEが流れスモークが焚かれると、最新シングル「Kiss Me Baby」初回限定盤Cのジャケットで着用していた衣装の7人が姿を見せる。大きな爆発音とともにダンサーがその場に倒れこむと「Snow break」のイントロが流れ、いよいよメインイベントであるライブパフォーマンスがスタートした。
彼らはその後たびたび衣装を変えながら、次々に楽曲を披露して客席を沸かせていく。最初のMCではコーイチが「8号車、メリークリスマース!」と挨拶。彼はひとしきり客席からの歓声を受けたあと、「Zepp DiverCity Tokyoに来ましたー! どんだけこの日を待ってたか……。こんなステキな日に僕たちに会いに来てくれて、僕たちがプレゼントあげなきゃいけないのにいっぱい声もらっちゃったから、俺もうだめやわ」と感激した。直後の「FLASHBACK」「Keyword」が場内にしっとりとした雰囲気を生み出すも、「Drive on week」でその空気は一変する。情熱的なナンバー「Make it hot!」では、タカシが「みんなもっと熱くなれ!」と煽ってファンを高揚させた。
客席を3つに分けてのコール&レスポンスで一体感を高め、「Kura☆Kura」「Kiss Me Baby」をセクシーにパフォーマンスした彼らが足早に舞台を去ったあと、スクリーンには本公演の開催を知った瞬間のメンバーを捉えた映像が映し出される。信じられないという顔で驚くメンバー、思わず涙ぐんでしまうメンバーなど、それぞれが見せる反応が観客の胸を打った。そこに再登場した7人は「Signal」を熱演したあと、それぞれがツアーを終えての感想やファンへの感謝の気持ちを述べる。ユーキは泣きながら「この2年でこんなに広いステージでできると思ってませんでした」と思いの丈を語るも、最後は涙を拭いて「超特急は笑顔を届けることが目的なので、皆さんを笑顔にして帰らせたいと思います!」と力強く伝えた。リーダーのリョウガは電車にまつわるキーワードを出して話を進め、「僕たち超特急は手の届かないところにいきません。これからもずっとそばにいてください!」と告げてフロアからの歓声を浴びた。
アンコールの声に応えたメンバーはクリスマスらしくサンタの衣装で現れてスナック菓子を客席に投げ込む。そしてイベントを締めくくるナンバーとして、「走れ!!!!超特急」を笑顔で届けた。これでライブは終了と思われたそのとき、この日に18歳の誕生日を迎えたユースケを祝うためのバースデーソングが流れ、このサプライズを受けたユースケはこらえきれないように号泣した。バースデーソングの合唱で祝福ムードが漂う中、一方では着々とブルーシートやカッパが用意される。ここでは超特急の中では恒例となっている誕生日のメンバーへのパイ投げも行われ、ユースケは6人からのパイを顔面に受けていた。
そんな和やかなやり取りの最中で場内が突如暗転し、スクリーンでニューシングル「ikki!!!!!i!!」が3月26日にリリースされること、タイトル曲のセンターはユースケが務めること、初のホールツアー開催が一気に告知された。事前に知らされていなかったメンバーは腰を抜かすようにその場に座り込んでスクリーンに釘付けに。スタッフから感想を求められ1人ひとりうれしさをにじませつつ今の思いを口にする中、タクヤは自分の番になると目をうるませながら「おめでとう!」と叫んでユースケに抱きついた。そして最後にユースケは「これからも皆さんの力を借ります! 皆さん、これからもついてきてください!」と涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら絶叫した。
超特急「BULLET TRAIN FAN MEETING Vol.06 ~【冬】僕らの全国制覇は、ここから始まる。1/47【TOKYO】なにげにクリスマスイブだよ!?追加公演~」
2013年12月24日 Zepp DiverCity Tokyo セットリスト
01. Snow break
02. No More Cry
03. Superstar
04. TRAIN
05. panipani
06. Secret Express
07. POLICEMEN
08. Bloody Night
09. FLASHBACK
10. Keyword
11. Drive on week
12. Shake body
13. Make it hot!
14. Kura☆Kura
15. Kiss Me Baby
<アンコール>
16. Signal
17. No.1
<ダブルアンコール>
18. 走れ!!!!超特急
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