北島三郎が本日12月5日、所属レコード会社である日本クラウン本社で記者会見を行い、「NHK紅白歌合戦」の出演を今年限りで卒業することを発表した。
50回目の出場という大きな節目に卒業を決意した北島は「勇気も要ったし、寂しさもある。だけど、決断は自分自身でしました。後進に道を譲るのも先輩の役目だと思いました」とコメント。最後となる今年のパフォーマンスについて「とにかく皆さんのおかげで50回出演させてもらったことに感謝したい。支えてくれた皆さんにありがとうという気持ちを込めて、魂のある歌を歌いたい。最後は『まつり』で締めくくれれば」と話す。
また、自身の今後にも言及。「紅白出演には線を引きますが、引退ではありません。紅白は絶対にあるべきもの。生活の歌、人生の応援歌である演歌をこれからも歌っていきたいと思います」と前向きな意志を表した。
北島は1963年に「ギター仁義」で紅白に初出場。これまでに自身の代表曲「風雪ながれ旅」「年輪」「帰ろかな」「まつり」「山」で計10回の大トリを務めた。昨日12月4日には過去49回出場した紅白歌合戦での歌唱楽曲すべてを収録したCD「歩み ~『ギター仁義』『帰ろかな』『風雪ながれ旅』『まつり』~」を発表しており、1月1日には新曲「人道」のリリースが決定している。
NHK総合・ラジオ第1「第64回NHK紅白歌合戦」
2013年12月31日(火)19:15~23:45
※5分間の中断ニュースあり
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