メジャーデビューシングル「眠れぬ夜のひとりごと」のリリースから丸9年を迎えたこの日。デビュー10周年イヤーに突入した彼らの新たな門出を祝うため、会場には多数のファンが足を運んだ。
ライブの1曲目を飾ったのは、躍動感たっぷりのサウンドが楽しいデビュー曲「眠れぬ夜のひとりごと」。渡和久(Vo, Piano)は「いよいよこの日がやってきました!」と威勢良く叫び、コール&レスポンスを行いながら会場に一体感を作り出していく。MCで彼は5作目のオリジナルアルバムをリリースしたことを報告し、アルバムから中富雄也(Dr, Cho)と鳥口JOHNマサヤ(B, Cho)とのコーラスワークで魅せる「夢は二度目から」、アップテンポなラブソング「あふれる愛を伝えたい」、ソウルフルなコール&レスポンスを繰り広げる「ワガママンのテーマ」、跳ねるようなリズムに軽やかなピアノが重なる「パズル」を間髪入れずに披露した。
「パズル」を歌い終えた渡は、「もうこんな速い曲はやりたくないと思ってたんですが……」と息を上げながらトークを開始。「僕らの作品を待っててくれて、インストアに集まってくれてありがとうございます」と観客に感謝を述べ、アルバムが無事完成したのはスタッフやファンのおかげだと語る。そして本編最後のナンバーとしてニューアルバムの最後に収録されている「足跡の彼方へ」をしっとりと歌い上げた。
その後、3人は観客のアンコールに応え満面の笑みで再登場。今度は新曲「夢を抱きし者たちへ」を届け、ハッピーな空気でオーディエンスを包み込んでいった。続けて渡は「メンバーみんな今30代ですが、還暦を迎えるまで続けていきたいと思いますので……みんな死ぬなよ!」と叫び、ラストナンバーの「ナキムシのうた」へ。アンコールを含め全8曲を披露した3人は、観客の「おめでとう!」という祝福の声に見送られてステージをあとにした。
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くるくるぁゃこ @kurukuruayako
懐かしい記事。。
「還暦を迎えるまで続けていく」風味堂10周年イヤー突入 - 音楽ナタリー https://t.co/ETOqkFR6Oi