5月に発売したメジャーデビューアルバム「未来へのスパイラル」を携え、約3カ月にわたって各地を回ってきた彼ら。ツアーファイナルとなったこの日はダブルアンコールを含む全22曲を披露し、オーディエンスを熱狂へ導いた。
ライブは“未来から来たたなしん(B, Cho)”という設定のロボットのきぐるみが客席後方から「未来へのスパイラル」を歌いながら入場し、たなしん本人とユーモアに満ちたやり取りを繰り広げたところからスタート。4人は「突破していこう」「キャッチアンドリリース」「タイムスリップしたみたいに」と新作からのナンバーを畳み掛けたあと、要所要所にインディーズ時代の楽曲を盛り込んで観客を沸かせていく。その後もペギ(Dr)が力強いドラムソロを打ち鳴らした「マリオネット演者ノ詩」、会場中に大合唱が起こった「ファイティングポーズ」、クラウドサーファーが続出した「言葉にならない」と、数々のハイライトシーンが生み出されていった。
MCではたなしんが実妹の名前でコール&レスポンスを図るというカオスな場面もありつつ、渡邊幸一(G, Cho)が集まった観客に何度も感謝の気持ちを伝える。このステージに立てたことの喜びや今まで支えてくれた人々への思いを切々と伝える彼の姿に、フロアからは温かい拍手が沸き起こった。そしてバンドは最後に初期の名曲「空ばかり見ていた」を届け、満ち足りた表情で舞台を降りた。
グッドモーニングアメリカ「未来へのスパイラルツアー2013」
2013年10月5日 Shibuya O-EAST セットリスト
01. 突破していこう
02. キャッチアンドリリース
03. タイムスリップしたみたいに
04. だけど不安です
05. バンバンガンガン
06. 光りとなって
07. 風で高く舞い上がれる程
08. マリオネット演者ノ詩
09. ファイティングポーズ
10. 心臓抉って
11. ロールプレイングゲーム
12. ウォールペーパーミュージックじゃ踊りたくないぜ
13. 言葉にならない
14. ミサイルをぶちかましてぇな
15. 輝く方へ
16. 餞の詩
17. 下らない毎日が
18. 未来へのスパイラル
<アンコール>
19. たった6文字じゃ
20. そして今宵は語り合おう
<ダブルアンコール>
21. あなたに逢えて
22. 空ばかり見ていた
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