アプガ主演映画「讐」主題歌を限定イベントで初披露

アップアップガールズ（仮）が10月4日に東京・タワーレコード渋谷B1F CUTUP STUDIOでホラーサスペンス映画「讐 ～ADA～」のDVD＆Blu-ray発売記念イベントを行った。

「讐 ～ADA～」は「ノロイ」や「カルト」といったホラー映画を手がけてきた白石晃士監督による最新作。今年7月に公開され話題を呼んだ作品が8月21日にDVDおよびBlu-rayで発売されたことを記念し、主演を務めたアプガの仙石みなみと佐藤綾乃をメインにメンバー全員がこの日のイベントに出演した。

イベント前に行われた囲み取材で主演した感想を聞かれると仙石は「初主演ということで光栄なことだなと思いました。撮影は毎日ずっとサバイバルのような戦いの日々でした。映画の中ではハンマーをたくさん振り下ろしてますけど、ただ怖いだけじゃなくて人を思う気持ちや切ない部分もあるのでまだ見られてない方はぜひ見ていただいて感動してもらえたらうれしいです」とコメント。そして銃とナイフが大嫌いだという佐藤は「この世で一番嫌いな銃を撃ったときは衝撃音がすごくて、1発目に撃ったダイレクトな反応がそのまま映画になっているので注目してもらいたいです。演技は初めてで不安でしたけど、私が演じた渡辺夕子という女の子は自分の感情をストレートにさらけ出す子なので、自分も感情を出せるようになりました。私の性格も変えてくれた作品になりましたね」と主演した感想を述べた。

イベントではまずトークコーナーが展開される。映画の撮影エピソードを語ったり仙石が演じた市川美保役をメンバー全員で演じて白井監督に評価してもらったりと盛りだくさんの企画が実施された。

続くライブコーナーでは映画の主題歌になった「Hereafter」と「Bad Blood」の2曲が初披露された。この楽曲はT-Palette Records所属のグループからアプガの全メンバーとバニラビーンズ、芽依（lyrical school）、キャラメル☆リボンが参加しており、限定ユニット「T-Palette mini All Stars」として8月21日にリリースされたもの。アプガのメンバーのみのバージョンで披露された「Hereafter」と「Bad Blood」は、この日のために振付師の竹中夏海によって振り入れが行われたとのこと。「Hereafter」はバラード調の曲で全員が横一列に並び手振りのみの穏やかな振りを見せていたが、「Bad Blood」は反面、戦いをテーマにした激しい振りが展開。曲の最中にメンバー同士が戦いあい、間奏では関根梓が銃を手に持ち威嚇する場面も見受けられた。この2曲はこのイベントだけの限定披露ということで今後のライブでは行われる予定は今のところないとのこと。貴重なライブを目の当たりにしたファンはイベント後も興奮冷めやらずといった表情を浮かべていた。

さらにこの日は「SAMURAI GIRLS」「チョッパー☆チョッパー」の2曲も熱唱し、最後は10月30日にリリースされる両A面の新曲「Starry Night / 青春ビルドアップ」や年末年始のライブ情報を告知して、大盛況のままイベントは終了した。

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2014年1月1日（水・祝）東京都 赤坂BLITZ