flumpool、5周年ライブ大成功!サプライズゲストも祝福

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flumpoolがデビュー5周年を記念したワンマンライブ「flumpool 5th Anniversary Special 2Days Live『For our 1,826 days & your 43,824 hours』」を、10月1、2日の2日間にわたり東京・日本武道館で開催した。

flumpoolの熱演の横で、タオルを回すNON STYLEの井上裕介(写真右)。

flumpoolの熱演の横で、タオルを回すNON STYLEの井上裕介(写真右)。

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アンコールではMaydayの阿信(Vo)とのツインボーカルでも魅せた山村隆太(Vo)。

アンコールではMaydayの阿信(Vo)とのツインボーカルでも魅せた山村隆太(Vo)。

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flumpool「flumpool 5th Anniversary Special 2Days Live『For our 1,826 days & your 43,824 hours』」の様子。

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2日目の公演はスカパー!やNOTTVでの生中継が行われ、会場に足を運べなかったファンも4人のパフォーマンスを見届けた。定刻の18:30を迎えると、マネージャーの前説を経て、最新曲「Belief ~春を待つ君へ~」と「強く儚く」のPV上映が行われファンのテンションを上昇させる。そしてPVがエンディングを迎えた瞬間に場内が暗転し、歓声が武道館中に響きわたった。レーザーが飛び交う中、ステージ前方に作られたせりが上昇し、赤いマントを被った4人の男性が登場。誰もがflumpoolのメンバーが現れたと思った瞬間、再び場内が暗転し、次の瞬間には4人がそれぞれの楽器を手にスタンバイしている姿が浮かび上がる。マントの男性たちがフェイクだったことが判明すると、ひと際大きな声と拍手が起こった。

山村隆太(Vo)は「行くぜ武道館!」と勢いよく叫ぶと、感情を爆発させるような声で「Because... I am」を歌い上げる。さらに彼は「いけるのか? かかって来いよ!」と観客を煽り、阪井一生(G)の鳴らす軽やかなギターに乗せて「覚醒アイデンティティ」を、観客とのコール&レスポンスを交えながら「Calling」を披露する。アッパーなロックチューンを3曲連投したあとは、クールダウンさせるようにMCへ。山村がデビュー5周年を迎えたことを報告すると、割れんばかりの祝福の拍手が発生する。彼は「1回目のMCから感動させないでよ」と早くも感極まっている様子で、「ここにいる誰もが忘れられない一夜にしましょう」とライブがまだ序盤であることを観客に印象付けた。続けて伸びやかなポップチューン「微熱リフレイン」、小倉誠司(Dr)の猛々しいリズムがバンドを支える「どんな未来にも愛はある」、ダンサー6人の切れ味の鋭い踊りが光った「two of us」を届けた。

阪井は「ホンマに楽しいです。ありがとう」と観客に感謝を伝え、会場入りする際にタクシーの運転手に「バンドマンなのか、君は。Aerosmithだ」と言われたエピソードを披露。そこから阪井が「I Don't Want to Miss a Thing」を歌うという流れが生まれ、コントのような様相を見せ始めた。関西人らしい展開でひとしきりファンを笑わせたメンバーは、このライブのために準備した10曲構成のメドレーに突入。「タイムカプセル」では一時期阪井の代わりにビジュアル面でヘルプに入っていたNON STYLEの井上裕介が現れ「夢をありがとう!」とメンバーさながらに堂々と叫び、「ハイドレンジア」では阪井と尼川元気(B)がメインボーカルを務めオーディエンスの興奮を高める一幕も。怒濤のメドレーコーナーは、flumpoolの軌跡を総括するような濃密なひとときとなった。

自己紹介を経て始まった後半は、「証」「花になれ」「強く儚く」といった新旧のヒット曲をノンストップで届けていく展開に。flumpoolの攻撃的な一面をあらわにした「MW~Dear Mr.&Ms.ピカレスク~」では、「武道館かかって来いや!」という山村のシャウトが炸裂。さらに本編のラストナンバー「イイじゃない?」では、レーザーが飛び交ったり、井上が再登場したりと盛りだくさん演出がオーディエンスを熱狂させた。

またアンコールでは4人がステージ下からせり上がって登場。それだけでも十分なサプライズだったが、メンバーは「僕たちの5周年を祝うために、海を越えてやって来てくれました!」とMaydayの5人を呼び込んだ。Maydayは山村、小倉、尼川には花束を、阪井には肉まんをお祝いに進呈。阿信(Vo)が「ダイエットお疲れさま」と阪井をねぎらうと、爆笑が武道館に響く。flumpoolとMaydayのメンバー9人がそろったところで披露されたのは「Belief ~春を待つ君へ~」と、日本語バージョンの「OAOA」。山村と阿信は向い合い、ときに肩を組みながら声を重ね、楽器隊のメンバーたちも息の合ったプレイを繰り広げる。2組の絆を感じさせるコラボレーションに、会場は幸せな空気に満たされた。

Maydayとの豪華なセッションを経て、2日間のライブはクライマックスに。山村は「終わりたくない」と名残惜しそうにしながら、ファンへの思いと感謝を口にする。「5年でわかったことは、みんなが僕らにとって一番大切な存在だということ」と述べ、ファンに向けてのラブレターとも言える「大切なものは君以外に見当たらなくて」を観客と合唱した。すべての演奏が終わるとメンバーは「また会いましょう。バイバイ!」「5周年イヤー、今度はみんなに会いに行きます!」とファンと再会を約束。さらに小倉がマイクを通さず「ありがとうございました!」と叫ぶと、満員のオーディエンスはその背中を拍手で見送った。

flumpool「flumpool 5th Anniversary Special 2Days Live『For our 1,826 days & your 43,824 hours』」
2013年10月2日@東京都 日本武道館 セットリスト

01. Because... I am
02. 覚醒アイデンティティ
03. Calling
04. 微熱リフレイン
05. どんな未来にも愛はある
06. two of us
07. OLDIES but GOODIES-flumpool武道館スペシャル-
「labo」「Hello」「388859」「タイムカプセル」「Present」「流れ星」「ベガ~過去と未来の北極星~」「ハイドレンジア」「東京哀歌」「フレイム」
08. 証
09. 花になれ
10. 強く儚く
11. 君に届け
12. reboot~あきらめない詩~
13. MW~Dear Mr.&Ms.ピカレスク~
14. 星に願いを
15. 夏Dive
16. イイじゃない?
<アンコール>
17. Belief ~春を待つ君へ~
18. OAOA
19. 大切なものは君以外に見当たらなくて

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