アスリートの勝負曲 Vol. 4 [バックナンバー]
パリ五輪スポーツクライミング4位入賞・森秋彩の勝負曲は
「誰よりも高い“最高到達点”目指してがんばりたいと思える」
2024年10月21日 18:10 14
秋と言えば“読書の秋”、“食欲の秋”、“芸術の秋”などいろいろありますが、“スポーツの秋”も外せません。特に今年は「パリ2024オリンピック・パラリンピック」が開催され、アスリートの真剣勝負に世界中が沸きました。そこで音楽ナタリーでは秋の特別連載「アスリートの勝負曲」を展開中。日本中に感動を届けてくれたアスリートは試合前、または普段どんな音楽を聴いているのかを探るべく、アンケートを実施しました。第4回はパリ五輪でスポーツクライミング4位入賞を果たした森秋彩さんが登場です。
構成
あなたの勝負曲は?
それらの曲のどんなところが好きですか? また曲を聴くとどんな気持ちになりますか?
Fight Music
「僕がいますぐ欲しいのは『ソレ』と戦う『勇気』が欲しいんだ」の歌詞が好き。ライバルはほかの選手ではなく自分だということを再認識させてくれる。自分に打ち勝とうと思える。
RPG
うれしいときも、悲しいときも、緊張するときも、どんなときでも心を落ち着けてくれる。クライミングを始めたことときの純粋に楽しむ気持ちを思い出させてくれる。
最高到達点
歌詞がクライミングっぽいところが好き。順位ではなく、誰よりも高い“最高到達点”目指してがんばりたいと思える。
どんなシチュエーションでそれらの曲を聴きますか?
大会前後、練習場への移動中、レスト日のドライブのBGM、飛行機の中。「Fight Music」はもとから好きだったが、ライブに行って生で聴いたらもっと心に響いてきて、つらい練習もがんばろうと思えた。スイスのベルンで行われた世界選手権で、DJの方が私がセカオワファンということを知っていて、セカオワの「ピエロ」という歌を私の競技中にかけてくれてうれしかった。
SEKAI NO OWARI「Pierrot」
アーティストへのメッセージ
私はSEKAI NO OWARIさんに出会ってからつらいことや苦しいことにも目を背けずに立ち向かう勇気をいただきました! 今の私がいるのは、SEKAI NO OWARIさんのおかげです! 音楽とスポーツ、戦う舞台は違うけれどお互いさらなる高みを目指してともにがんばりたいです! よろしくお願いします!
森秋彩
2003年生まれ、茨城出身のスポーツクライミング選手。父親と一緒にクライミングを始め、12歳のときに出場した「第30回リード・ジャパンカップ」で優勝したのをはじめ、数々の大会で優勝を飾る。2023年にスイス・ベルンで開催された「IFSCクライミング世界選手権」では女子ボルダー&リード複合で3位に入り、「パリ2024オリンピック」代表の座を勝ち取る。その「パリ2024オリンピック」では4位入賞を果たした。現在は筑波大学体育専門学群に在学中。
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