RIKUさんとYOASOBIのコンポーザー・Ayaseさんは1994年生まれの同い年。さらには学生時代に愛聴していた音楽がEXILEという共通点を持つ。AyaseさんがEXILEのファンだとは知らずに、ボーカルのikuraさんの声が気になりそれから愛聴しているYOASOBIを対談相手に指名したRIKUさんは、Ayaseさんから次々出てくる共通の話題に驚きながらもマシンガントーク。EXILE愛にあふれた対談をお楽しみください。
取材・
AMAZING COFFEEの差し入れです
RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE) Ayaseさんは僕と同じ1994年生まれですよね? お仕事で同い年の人にあまりお会いすることがなかったのでうれしいです。
Ayase(YOASOBI) 僕も同い年の人には会うことはあまりないですね。今日はよろしくお願いします。
RIKU はい! 今日はお二人とラフにお話したいなと思いまして、AMAZING COFFEE(EXILE TETSUYAがプロデュースを手がけるLDHのコーヒーショップ)のコーヒーを差し入れにお持ちしました。
Ayase あ! 知ってる!
ikura(YOASOBI) えー、うれしい!
RIKU ホットのコーヒーとアイスハニーラテ、あとちょっとしたお菓子も持ってきましたよ。たくさんありますのでスタッフの皆様もぜひ。
ikura 私、ハニーラテが気になる……。
Ayase じゃあ僕はコーヒーを。
RIKU 僕もちょっと大人ぶってブラックコーヒーをいただきます。こんな感じでのんびりしゃべっていけたらと思いますのでよろしくお願いします。YOASOBIさんはTHE RAMPAGEリーダーの陣がパーソナリティを務めるラジオ「じゃんめろ」(TOKYO FM「JUMP UP MELODIES TOP20」)にもゲスト出演していただいて。ちなみに「じゃんめろ」に出演する前からTHE RAMPAGEのことはご存知でしたか?
Ayase もちろん存じ上げておりました。
RIKU 何をきっかけにTHE RAMPAGEを知っていただいたんですか?
Ayase 僕は小学生の頃からずっとEXILEっ子だったので、今もEXILE TRIBEの動向をチェックしているんです。どんどんいろんなグループが出てくる中でTHE RAMPAGEさんのことも知りました。
RIKU そうなんですか! ちなみにikuraさんは……?
ikura あの……正直に申しますと、EXILEさんはもちろん知っていましたが、THE RAMPAGEさんは陣さんとご一緒したときに知りました。それからTHE RAMPAGEさんの曲も聴くようになったので、今日RIKUさんとご一緒できてうれしいです。
RIKU ありがとうございます!
もしもAyaseがRIKUの声に曲を付けるなら…
Ayase RIKUさんはどうやって僕らのことを知ってくれたんですか?
RIKU TikTokです。たまたま流れてきた「夜に駆ける」を聴いて「ん? この曲はなんだ?」と引っかかって。僕は声フェチなんですけど、一聴してikuraさんの声に惹き付けられました。最初は声の感じや曲のキャッチーさからアニメのテーマ曲かなと思ったんですね。調べていったら小説を楽曲にするという面白いコンセプトで活動しているYOASOBIさんの曲だと知って。
Ayase そうだったんですね。
RIKU はい。何かをしながら聴く音楽って、よっぽど気にならないと「これなんだろう?」って調べるところまでは行かないんですけど、YOASOBIさんの曲は聴いてすぐに調べなきゃと思ったんですよ。今回の取材に向けて1月6日発売のアルバム「THE BOOK」も聴かせてもらったんですけど、どの曲も耳を惹き付ける曲ばかりでした。トレーニングしながらも聴いたんですけど、気付いたらリズムに乗ってしまって(笑)。
Ayase うれしい感想ですね。ありがとうございます。
RIKU AyaseさんはYOASOBIというプロジェクトを始めるにあたって、SNSでikuraさんを見つけたんですよね? J-POPのトラックに合う声を探してikuraさんをこのプロジェクトに招いたと思いますが、例えば僕の声だったどんな曲が合うと思いますか?
Ayase RIKUさんの声は……今パッと浮かんだのはトラップ系のヒップホップのトラックですかね。サビメロはしっかり聴かせる系のR&Bにしたい。きっとRIKUさんの声に似合うと思います。
RIKU うわー、うれしい。僕、Ayaseさんが書いた曲を聴いていると、きっといろんなジャンルの音楽を聴いたうえで1周回ってJ-POPに戻ってきた人なんだろうなと思ったんですよ。AyaseさんとのEXILEトークはのちほどするとして、まずはikuraさんのバックボーンにある音楽を教えていただきたいです。
ikura 私は0歳から3歳までアメリカに住んでいたんですけど、当時は姉が観ている「ディズニー・チャンネル」で流れている曲を聴いていたと思います。「ハイスクール・ミュージカル」の曲には特にハマりましたね。日本に帰ってきてからは「ハイスクール・ミュージカル」の流れから「glee/グリー」を観たり、洋楽を聴いたりしていました。
RIKU へえ、始まりは洋楽なんですね。帰国子女ということは英語もしゃべれるんですか?
ikura 当時は少ししゃべっていたらしいんですけど、今は当時の記憶もなく全然しゃべれません(笑)。中学生くらいからYUIさんやRADWIMPSさんとかを聴くようになりました。
ikuraが歌い始めた理由がロマンチックの塊
RIKU ikuraさんは今20歳ですよね? Ayaseさんと僕とは6歳差がありますが、音楽との出会い方にもきっと違いがあるんじゃないかと思っていて。僕らはギリギリMD世代で、子供の頃はMDに入れた曲を聴いていたんですけど、ikuraさんの頃になるともうMP3プレイヤーが主流の時代?
ikura そうですね。CDを借りてきてiPodに入れて聴いていました。
RIKU ちなみにそれってご自身で曲をiPodに入れてましたか? 僕も学生時代に親に買ってもらったんですけど、パソコンが全然わからなくて父に曲を入れてもらっていました……。
ikura 自分でやっていました。パソコンとiPodをつないでドライブにCDを入れるって作業ですけど……。
RIKU それができなかったんですよ(笑)。ikuraさんはもともと幾田りら名義でシンガーソングライターとしても活動されていて、アコースティックセッションユニット・ぷらそにかにも所属しているんですよね。音楽であふれた家で育って、学生時代も音楽を聴いていたと伺いましたが、どういったきっかけで自分でも音楽を発信するようになったんですか?
ikura 私はこれといったきっかけがあったわけではなく、物心ついた頃からずっと歌を歌っていたので、自然と将来の夢が歌手になりました。シンガーソングライターになろうと思ったきっかけは、「ホワイトデーのプレゼントで曲をお返ししたいから歌詞を書いてくれないか?」と母にお願いしたことがあるというエピソードを父から聞いて、自分で作る歌詞やメロディって温かみがあっていいなあと思ったんです。それでシンガーソングライターになりたいと思いました。
RIKU 今の話、聞きました? ロマンチックの塊みたいな話! 素敵だなあ。
同じツアーに行っていたんですか!?
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