さる4月7日、新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言が日本政府より発令された。これを受け音楽ナタリーでは、“自粛”を余儀なくされる中、家で音楽を楽しむためのプレイリスト企画をスタート。さまざまなアーティストの選曲によるプレイリストを随時掲載していく。今回は荘子it(
「Stay Home」PLAYLIST by 荘子it(Dos Monos)
01. Brilliant Corners / スティーヴ・レイシー&Roswell Rudd Quartet、ヘンリー・グライムス、デニス・チャールズ
02. Holding On / ティルザ
03. A Modern Lesson / Aksak Maboul
04. Hayley / Jockstrap
05. Cadenas / ミゲル・ゼノン、Spektral Quartet
06. Invisible Threads / エルザ・ヒューイット
07. Tumbao Pa'koki / カルロス・ミヤーレス
08. Easter Sunday / ゼルーパーズ、アール・スウェットシャツ
09. NeverKnocked / マイク
10. Grief / アミナ・クローディン・マイヤーズ、ディードル・マレー、ヘンリー・スレッギル、ミッチェル・キニー、モッサ・ビルドナー、トニー・セドラス
音楽ファンへのメッセージ
Stay Homeって言葉は嫌いでしょうか。
家に篭ってたら生きていけない人もいるのですから、「家にいろ」って絶対善のように振りかざされても酷ですよね。
まぁもしかすると「家にいましょうね」くらいの感じかもしれませんが。
英語ってどれくらい丁寧なニュアンスが入ってるのか判別し辛くて。(生粋の日本部族の僕なんかはいつも英文でメール打つ際に苦労しています。これ、エラそうで失礼じゃないかな? などと完全に無意味なことを考えてしまって。)
ではこの際、最初にStay Homeって言い始めた人に確認するべきでしょうか?
いえ実際、あらゆる物事において、真の起源を問うことは完全に無意味です。
音楽を、誰がどこでどうやってどんな風になんのつもりで始めたか、と考えるのと同じく。
Stay Homeって言葉も、音楽も、このプレイリストも、ありとあるゆるものは全て同時に運命付けられ、そして完全に無意味に生まれた、とでも考えて、各々自由に享楽していただければ幸いです。
荘子it
1993年生まれ東京都出身のラッパー / トラックメイカー。2015年にTaiTan、没と共にヒップホップユニットDos Monosを結成。2018年にアメリカのレーベル・Deathbomb Arcと契約し、2019年に1stアルバム「Dos City」を発表した。2020年3月に新曲「Rojo」を配信リリース。ソロ名義で他アーティストの楽曲に参加しているほか、楽曲提供やドラマの劇伴制作にも携わる。
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退屈な自粛タイムを楽しむプレイリスト Vol.11│荘子it(Dos Monos)編「Stay Homeって言葉は嫌いでしょうか」
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