今年、音楽活動50周年を迎え、さまざまなアニバーサリーイベントを行っている
ソロ名義の作品はもちろん、はっぴいえんど、キャラメル・ママ、ティン・パン・アレー、HAS、HASYMO、Yellow Magic Orchestraなど、プロデューサーとして手がけてきたプロジェクトが多岐にわたる細野。Apple Musicでは2018年7月より細野楽曲の配信に併せて、世代もジャンルも異なる著名人が細野の楽曲で構成するプレイリスト企画「僕の細野さん、私の晴臣さん」を公開している。音楽ナタリーはこの企画と連動し、著名人たちのプレイリストとコメントを連載形式で展開中だ。
19回目を迎える今回は、氏と共演経験のある
UA
プレイリスト名
ニッポンに色気と禅と
プレイリスト
01. ラップ現象
[作詞:細野晴臣、ピーター・バラカン / 作曲:細野晴臣]
02. LOTUS LOVE
[作詞・作曲:細野晴臣]
03. Living Sketch
[作曲:細野晴臣]
04. バイ・バイ・ジェット
[作詞:橋本淳 / 作曲:細野晴臣]
05. Close to You
[作詞:ハル・デヴィッド / 作曲: バート・バカラック]
06. The Paradise View
[作曲:細野晴臣]
07. 夢見る約束(2019 Remastering)
[作詞・作曲:細野晴臣]
08. 日本の人
[作詞:忌野清志郎 / 作曲:細野晴臣]
09. The Endless Talking(終りのないおしゃべり)
[作曲:細野晴臣]
10. 月がきえてゆく
[作詞:青柳拓次 / 作曲:細野晴臣]
解説コメント
完全に人のスケールを超えている細野さん。。
昭和生まれの人間で、細野サウンドを耳にしたことがないなんてことはないわけです。
今思えば駆け抜けてきたような三時代、いつも細野さんが聴こえていました。
この様な偉業の後にはもうGODとなるより他ないのですが、それを返上して今日も口笛をふくダンディ。
ややもすると見失いそうな私たちの時代を、粋にガイドし、極上の色気の何たるかを示してくださったことに、深遠なる敬愛を、ここに記させていただきます。
プロフィール
1972年大阪生まれ。1995年にシングル「HORIZON」でデビューし、1996年発表のシングル「情熱」でブレイク。同年発売のアルバム「11」は90万枚を超える大ヒットを記録する。以後、ソウル、ジャズ、ダブなど、ジャンルにとらわれないナンバーを幅広く歌い、その圧倒的な歌唱力と存在感でトップアーティストとしての地位を確立する。2000~2001年には浅井健一とロックバンドAJICOを結成し活躍。2003年にはNHKの教育番組に「歌のおねえさん」としてレギュラー出演し、さらに2006年には菊地成孔とジャズのコラボレーションアルバム「cure jazz」をリリースした。映画「水の女」「大日本人」にも出演し、女優としてもその才能を発揮している。現在はカナダ在住。2020年にデビュー25周年を迎える。FM京都α-stationの「FLAG RADIO」でレギュラーを担当。また「朝日新聞デジタル&w」でコラム「暮らしの音」を連載中。
・UA
スカート
プレイリスト名
わたしなりのポップ・ホソノ
プレイリスト
01. 冬越え
[作詞・作曲:細野晴臣]
02. HURRICANE DOROTHY
[作詞・作曲:細野晴臣]
03. LOTUS LOVE
[作詞・作曲:細野晴臣]
04. AIWOIWAIAOU
[作詞・作曲:細野晴臣]
05. あしたてんきになあれ
[作詞:松本隆 / 作曲:細野晴臣]
06. Starlight Strut
[作詞:細野晴臣 / 作曲:Tin Pan]
07. ラムはお好き?
[作詞:吉田美奈子 / 作曲:細野晴臣]
08. Sea Change / 高橋幸宏(EGO)
[作詞:高橋幸宏、大村憲司 / 作曲:細野晴臣]
09. "Sayonara",The Japanese Farewell Song
[作詞:フレディ・モーガン / 作曲:Hasegawa Yoshida]
10. The House Of Blue Lights
[作詞・作曲:ドン・レイ、フレディー・スラック]
解説コメント
図工の先生だった滝沢先生(お元気ですか?)と母の影響で細野さんの音楽を聴くようになって20年以上経ちました。「smart」のCMに衝撃を受けて「はっぴいえんどの『あしたてんきになあれ』というCDはどこですか?」とCDショップに問い合わせたら童謡コーナーに通されたのもいい思い出です。その「あしたてんきになあれ」を軸にしてプレイリストを組んでみました。滝沢先生と図工準備室で聴いた「Medicine Compilation」もそうだし、今の暮らしている部屋に引っ越してすぐ、不安に押しつぶされそうになりながら聴いた「Heavenly Music」もそうですが、日記にも写真にも残せなかった感情は細野さんの音楽とともに残っています。
プロフィール
昭和音楽大学卒業時よりスカート名義での音楽活動を始め、2010年12月に自主制作による1stアルバム「エス・オー・エス」をリリースした。以降もセルフプロデュースによる作品をコンスタントに制作し、2014年12月にはアナログ12inchシングル「シリウス」をカクバリズムより発表。2017年10月にポニーキャニオンよりメジャーデビューアルバム「20/20」、2018年10月に表題曲が映画「高崎グラフィティ。」の主題歌に使用されたメジャー第1弾シングル「遠い春」をリリース。2019年6月にメジャー2ndアルバム「トワイライト」を発表した。スカートでの活動のほか、ギター、ベース、ドラム、サックス、タンバリンなど多彩な楽器を演奏するマルチプレイヤーとしても活躍しており、yes, mama ok?、川本真琴ほか多数のアーティストのライブでサポートを務める。またトーベヤンソン・ニューヨーク、川本真琴withゴロニャンずには正式メンバーとして所属している。
・スカート オフィシャルサイト
・澤部渡(@skirt_oh_skirt)|Twitter
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・スカート : カクバリズム | KAKUBARHYTHM
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UA / スカート 編 | 細野晴臣プレイリスト企画「僕の細野さん、私の晴臣さん」 第19回 https://t.co/0z4dsHODEw