日々創作と向き合い、音楽を生み出し、世の中に感動やムーブメントをもたらすアーティストたち。この企画は、そんなアーティストたちに、自身の創作や生き方に影響を与え、心を揺さぶった本についてを紹介してもらうものだ。
今回は
01. 「うしおととら」(小学館)
著者:藤田和日郎
感情に訴えかける曲が作りたくなる
うしおととらが関わる人、環境の中でお互いを必要としていく姿、エゴ、ヒューマニズムあふれるこのマンガが大好きです。
このマンガを読んでると、笑えるし涙もでるし、自分に素直になれるんです。
なんで好き?って聞かれるとわからないけど好きなんです。笑
熱く生きていきたい! って思える話ですよね。人のいい面も悪い面もさらけ出してて
感情に訴えかけるそういう曲を作りたい! って思えます。
この本を知った理由は父が好きでマンガが全巻あってなんとなく読んでみたのが始まりでした。これに出会えたことは自己中な父に感謝☆
02. 「鋼の錬金術師」(スクウェア・エニックス)
著者:荒川弘
何かを得るためには何かを支払わなければならない
「等価交換の法則」にそってお話が進んでいく。何かを得るためには何かを支払わなきゃいけない。って、恋をしていても友達関係でも、仕事でも遊んでいても、何をするにもすごく軸になってるなぁと思って刺激を受けました。また、敵役に喜怒哀楽の感情に沿ってキャラが出てくるんですが、そのキャラの特徴や欠点、良いところ(人間性)がわかりやすいんです。何か1つのことにフォーカスして細かく描くことの大切さも影響されました。
生きてく上で大事にしたいし、嫌なところも良いところもあると教えてくれたマンガです。
もし、自分に子供をもつことがあれば絶対に読ませたいマンガです!!!
03. 「風の谷のナウシカ」(徳間書店)
著者:宮崎駿
自分の価値観だけで物事を考えるのはつまらない
小さい頃、何度も何度も両親に映画版のナウシカを見せてもらっていました。
幼い頃から「ナウシカみたいになりたい!」と思っていて、マンガ本を家で見つけたときは映画の続きがあることに衝撃を受けました。
マンガの内容も当時、理解できるほどの年齢ではなくて何度も何度も読み返してました。
スケールも大きくて感情に響く内容の話が刺激的だったのですが、小さい頃の「見たものが全て」の感覚の私に、自分の想像していた綺麗ごとだけじゃない世界を知れた、教えてくれたマンガです。自分で想像することも楽しかったけど、自分の価値観だけで物事を考えるとつまらないなぁと、小さいながらに刺激を受けて、未だに大好きな作品です!
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