少年社中
ショウネンシャチュウ
1997年、劇団東京オレンジを脱退した毛利亘宏、井俣太良を中心に結成。早稲田大学演劇研究会(早大劇研)出身の劇団。98年2月に早大劇研内のアンサンブル劇団として旗上げ。その後、パルテノン多摩小劇場フェスティバルに参加するなどキャリアを重ね、2002年に早大劇研から独立する。独立後すぐに、当時若手劇団の登竜門とも言われた青山円形劇場に進出。年に2本から3本の作品を発表し続ける。13年には結成15周年を迎え、記念公演として紀伊國屋ホールにて「贋作・好色一代男」を上演。4,000人以上の動員を記録するとともに、翌年発売したDVDでは紀伊國屋書店でのセールスランキングの上位をキープし続ける。16年「三人どころじゃない吉三」では近鉄アート館にて劇団初の大阪公演を実施した。17年「モマの火星探検記」では9,000人以上の動員を記録し、さらなる注目を集めている。
架空世界、冒険、夢などをキーワードにファンタジー色の強い作品を、スピーディーかつスタイリッシュな演出で表現する一方、一貫して、そこに内在するリアルな人間ドラマを描き、観る者の五感を刺激するエンタテインメント作品を目指す。
現在は主宰・脚本・演出の毛利亘宏を中心に、俳優陣として井俣太良、大竹えり、岩田有民、堀池直毅、加藤良子、廿浦裕介、長谷川太郎、杉山未央、山川ありそ、内山智絵、竹内尚文、川本裕之の13名で活動している。