鄭義信
チョンウィシン
1957年兵庫県生まれ。作・演出家。劇団黒テントを経て、1987年に新宿梁山泊の旗揚げに参加。1993年、「ザ・寺山」で第6回岸田國士戯曲賞を受賞。映像にも進出し、映画「月はどっちに出ている」「愛を乞うひと」(共に脚本)で数々の映画賞に輝く。2008年には「焼肉ドラゴン」で第8回朝日舞台芸術賞グランプリ、第12回鶴屋南北戯曲賞、第16回読売演劇大賞大賞・最優秀作品賞などを受賞。2018年には自ら初監督を担い、同作を映画化した。文学座には「秋の蛍」「冬のサボテン」「大空の虹を見ると私の心は躍る」を書き下ろしている。近作に「すべての四月のために」「赤道の下のマクベス」、「泣くロミオと怒るジュリエット」(全て作・演出)、「エダニク」(演出)など。2021年3月に浅草九劇をホームグラウンドとした新劇団ヒトハダを旗揚げする。