「仮面ライダーガッチャード ファイナルステージ」千秋楽配信記念、本島純政ら10名が座談会 (4/4)

あの収録で僕らも初めて2人の出会いを知ったんですよ(富園)

──今回グッズがとてもバラエティ豊かですね。ラケシスのキスマークがシールタトゥーになっていたり。

坂巻 あれ実は、初鉄鋼の回が放送されたあとに「バンダイさん! 私のキスマークが付いたヴァルバラッシャー販売してくださいよ!」みたいなポストしたら、スタッフの皆さんが覚えていてくださって、それでこのキスマークのタトゥーシールを販売することになったんです。

藤林 しかもこれ、ラケシス本人のキスマークなんだよね。

坂巻 もちろん! 色紙に5、6回チュッチュチュッチュしました(笑)。

──何か皆さんのお気に入りのグッズはありますか?

坂巻 クロトーさんの蹴りアクスタ! これ、今日リュックに着けてきました。

藤林 あー! これいいですよね!

宮原 確かにハイキックアクキーは珍しい!

坂巻 あと鏡花さんのパクチーアクキーもかわいい!

──パクチーを束で持つことってあんまりないですよね(笑)。

福田 いや、そうなんですよ!(笑) 撮影のとき、とんでもない量が来てびっくりしました。

藤林 あのー、失礼かもしれないんですけど、この「金色に染まる前のお兄様ふわふわチャーム」って……要ります?

坂巻 要る要る! 私たちのお兄様だから!

──クロトーたちの本体のグッズとしても使えますね。

宮原 そうだよ! これからウチらができあがってるんだから!

坂巻 三姉妹ファンにとっては超重要アイテムだよね。

──バトラーと加治木の対談集も面白いですね。

加部 これ全部私が書いたんです。なのに700円なんですよー(笑)。

藤林 グッズの相談してたとき「全然書きますよ!」ってやる気満々だったよね(笑)。

──ミナト先生と鏡花さんは学生時代のアクスタも出ていますね。

熊木 ……俺はこのお風呂ポスターが気に入ってます。

藤林 話をそらすな!(笑) アクスタの感想!

熊木 (笑)。いや、でもセット販売だったらできれば鏡花と同じ制服姿で作りたかったですね。

福田 確かに! 同じ制服だったらよりよかった。

藤林 それで言ったら先輩ズの一年生の制服アクスタ!

──この姿の2人はショートアニメでしか出てないですもんね。あそこで錆丸と蓮華の出会いが描かれるとは思いませんでした。

富園 まさかでした。あのときの収録で僕らも初めて2人の出会いを知ったんですよ。

安倍 そうそう! アフレコで初めて知って。こんな感じだったんだなって。でもいい出会いだったよね。蓮華、優しいなって。

本島 俺はこれかなー。「つながるピクセルケミーチャーム」!

藤林 これ全部つなげたらすごい長さになりそうだね。

本島 実は今これをウォレットチェーンにしてるんだよね。

福田 いいね! 長くしてボトムスとかに引っ掛けてもかわいいと思う。あとはペンラにキービジュ使われるのもオタクとしてはうれしいなあ。

坂巻 りんねちゃんのシールも好き! かわいい!

福田 しかもこれ2枚セットなんだよ! 使う用と保存用がある!

千秋楽で加治木が泣いたら伝説になるね(熊木)

──そんなファイナルステージのグッズは通販でも10月27日まで販売中です。さて、ファンの中には、テレビシリーズは観ていたけどショーはまだ観たことがないという方もいると思います。そういう方に今回配信を観てほしいと思うのですが、改めて「ファイナルステージ」ならではの見どころや、開催への意気込みを教えてください。

「仮面ライダーガッチャード ファイナルステージ」大阪公演より

「仮面ライダーガッチャード ファイナルステージ」大阪公演より

本島 今回のファイナルステージは「仮面ライダーガッチャード」の集大成でもあって、このメンバーじゃないと出せない雰囲気や仲間の絆をぜひ観ていただきたいです。ショーの中でも何回もくじけたり負けそうにもなるんですけど、お互いを支え合って、また立ち上がるっていうすごく熱いストーリーなので、このショーを通して人と人とのつながりであったりとか、誰かを頼ることの大切さや、1人で抱え込まないでいいんだよっていうメッセージを伝えられたらうれしいです。みんなの熱い思いは今日のリハーサルでも十分伝わってきたので、繰り返しになっちゃいますがガッチャードの集大成として、ぜひ皆さんに観ていただきたいです!

──先ほども話に出ましたが、今回は開催地によって、一部のセリフが変化しているのも見どころだと思います。台本だけ先に読ませてもらったんですが、Vシネクスト「仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS」へつながるような、りんねのセリフもありました。

松本 そうなんです。まだ詳しくは言えないんですが、Vシネクストも本当に楽しみにしていてください!

藤林 変化する部分のセリフ、全部いいんですよ。これって配信でも全部のパターンを観られるんですか?

──東京の1日目など、その回でしか観られないパターンもあるみたいですが、配信のある東京の2日目の3公演でほぼ全部のパターンを観ることができます。

坂巻 えー! じゃあみんな東京の1日目は現地で観てほしい! 来てくれないと成敗しちゃうぞ!

藤林 僕が思う見どころはやっぱり圧倒的なフォーム数ですかね! これはガッチャードならではだと思います。あと敵もテレビシリーズ本編からつながってるのも熱いですし、あとはヴァルバラド黒鋼などレアなフォームが動いてるのを生で観られるのは僕らもテンションが上がるので、皆さんもぜひテンション上げて楽しんでほしいです。

坂巻 わかる。自分が出ているステージなのに、観ていて本当に楽しいんですよね。

福田 私は「がんばれ」のくだりで泣かないようにだけ気をつけてる……! ヒーローショーって必ず現地の子供たちの「がんばれ」のくだりがあるじゃないですか。もう私の体はあれを聞いたら勝手に泣くシステムになってるんです、ホントに!(笑) わかります?

──すごくよくわかります……!

福田 それを一生懸命泣かないようにって昨日からずっとイメトレしてます。もしかしたら舞台上で1人で泣いてるかもしれない(笑)。

藤林 あとは錬金チームのアクション!

宮原 いやいや! 冥黒チームでしょ!

藤林 じゃあみんな!(笑) ほんとに素面のアクションがみんなすごいんですよ!

本島 特に俺は、やっぱり宮原さんのアクションに感動しちゃいました。

宮原 えー! ありがとう! がんばってるよー!

藤林 あとはやっぱりさすまたチーム(ミナトと加治木)じゃないですか? 2人ともかっこいいんですよ!

──さすまたチーム、いかがでしたか?

熊木 確かに見せ所ではあるんですが……(笑)。

左から熊木陸斗、加部亜門

左から熊木陸斗、加部亜門

左から安倍乙、富園力也

左から安倍乙、富園力也

加部 あのさすまた、小道具として作ったものじゃなくてガチさすまたなんで、リーチがけっこうあって。振ると怖いんですよね(笑)。

──蓮華と錆丸の先輩ズはいかがですか?

安倍 やっぱりサビーと錬金術を使うシーンかなあ。あそこは決まってるよね!

富園 でも僕はやっぱりミナト先生の登場かな。

福田 わー! あそこヤバいよね!(笑)

富園 あれは好きになっちゃうでしょう!

藤林 でも先生はあの登場シーンが一番恥ずかしいんだよね?

熊木 いやー、もうね……。

福田 楽しみだなあ。お客さんも楽しみにしててください!

──また、今回は主題歌を歌うBACK-ONさんが全公演帯同というのも見どころですよね。

一同 最高ー!(拍手)

「仮面ライダーガッチャード ファイナルステージ」大阪公演より

「仮面ライダーガッチャード ファイナルステージ」大阪公演より

本島 テレビシリーズでは、オープニングで毎回「変身!」って言ってたじゃないですか。それを今回生でできるっていうのが楽しみですね。

──藤林さんはクランクアップの日の朝6時から泣いていたそうですが、ファイナルステージ千秋楽での挨拶は大丈夫そうですか?

藤林 覚悟していてください!

福田 どういう宣言?(笑)

藤林 いやもう、引かないでくださいとだけ言いたいです!(笑)

本島 ってことは、泣きそうな予感はしてるの?

藤林 そりゃもう……泣けるよ。もうすでにヤバいもん。

福田 私、この10人で歌ってる「CHEMY×STORY Gotcha Version」のMV観て朝から泣きました。

藤林 挨拶より先に、もうステージやりながら泣きそう。

──私も台本読んだだけで泣きました……。

藤林 みんな泣いてるじゃん!(笑) いや、でも絶対泣いちゃうので、お客さんも泣いてほしいですね。まあ1人、絶対泣かない鉄の男がいますが……(と加部を見る)。

加部 私は泣きませんよ!

熊木 加治木が泣いたら伝説になるね(笑)。

──最後になりますが、これまでみんなを見守ってきたミナト先生からぜひ、皆さんに一言激励をお願いします。

熊木 えー……(役に入って)ファイナルステージというみんなの集大成がこの大阪からスタートします。これまでの数々の困難や壁にぶつかってきたと思います。しかし、みんなは乗り越えてきました! その経験を糧に、最後の東京2日間まで突っ走りましょう! あとは各地のおいしいものとかもたくさん食べてみんなで思い出も最後まで増やしましょう。最後はお祭りなので! わっしょーーーい!!

一同 わっしょーーい!!!!(拍手)

本島 「わっしょい」なの!? 最後はみんなで「ガッチャ」って言って終わろうよ!(笑) 1年間ガッチャしてきたでしょ!? 集大成だからね! いくよ! せーの!

一同 ガッチャーーー!!!!!

キャスト フォトギャラリー

「仮面ライダーガッチャード ファイナルステージ」大阪公演フォトギャラリー

プロフィール

本島純政(モトジマジュンセイ)

2005年1月5日生まれ。東京都出身。2023年3月よりアミューズに所属し、同年7月にスタートしたドラマ「ハヤブサ消防団」に出演。9月にスタートした「仮面ライダーガッチャード」 では主人公・一ノ瀬宝太郎 / 仮面ライダーガッチャード役に抜擢される。2024年11月4日には、上村謙信(ONE N' ONLY)とダブル主演を務めるドラマ「未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~」がスタート。11月8日にはファースト写真集「純」が発売される。

松本麗世(マツモトレイヨ)

2008年2月29日生まれ。鹿児島県出身。小学生向けのファッション雑誌・ニコ☆プチ専属モデルとして2019年にデビュー。2023年、「ミスセブンティーン」のファイナリストに選出され、Seventeen専属モデルに。9月にスタートした「仮面ライダーガッチャード」にはヒロイン・九堂りんね役で出演。仮面ライダーシリーズ初の女性2号ライダーである仮面ライダーマジェードに変身したことでも話題を呼んだ。

藤林泰也(フジバヤシヤスナリ)

1999年2月20日生まれ。京都府出身。2018年、第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのファイナリストに選出され、芸能活動を開始。モデル、俳優など活動は多岐にわたり、2023年、「仮面ライダーガッチャード」の黒鋼スパナ / 仮面ライダーヴァルバラド役で注目を浴びる。そのほかの出演作に、映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」「サイレント・トーキョー」「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-」、ドラマ「真夜中の推し活~S/TEAM BLOOD~」、舞台「遙かなる時空の中で3 Ultimate」など。

安倍乙(アベオト)

2000年1月18日生まれ。大阪府出身。2017年、秋元康がプロデュースする劇団4ドル50セントのオーディションに合格。劇団と並行してグラビアでも活動し、数々の雑誌の表紙を飾ったほか、2022年には「劇団4ドル50セント 安倍乙1st写真集 吐息の温度」を発売した。俳優としての出演作にドラマ「仮面ライダーガッチャード」「おっさんずラブ」映画「殺さない彼と死なない彼女」「転がるビー玉」「映像研には手を出すな!」「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」など。

富園力也(トミゾノリキヤ)

1998年9月16日生まれ。兵庫県出身。2018年、バラエティ番組がきっかけで結成されたユニット・ハイスクールチルドレンのメンバーとなり、2019年からはボーイズグループ・VOYZ BOYのメンバーも兼任。2023年に両グループの解散後、リーダーだった福井巴也が結成したUNiFYに参加。アーティストのほか、俳優、声優など幅広く活動する。主な出演作はドラマ「仮面ライダーガッチャード」「貴族誕生-PRINCE OF LEGEND-」「俺のスカート、どこ行った?」、舞台「DRAMAtical Murder」など。2024年9月には「富園力也 ファースト写真集 リキヤノミリョク」が発売された。

熊木陸斗(クマキリクト)

1990年5月14日生まれ。新潟県出身。2013年、大学在学中にスカウトされ芸能活動を開始。ドラマ「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」「隣の男はよく食べる」「古書堂ものがたり」、映画「NO CALL NO LIFE」などに出演し、2018年には恋愛リアリティ番組「恋愛ドラマな恋がしたい2」で注目を集める。2023年から放送された「仮面ライダーガッチャード」にはミナト役でレギュラー出演した。

宮原華音(ミヤハラカノン)

1996年4月8日生まれ、東京都出身。中学3年時の2011年11月、三愛水着イメージガールに就任。小学校2年で空手を始め、全国大会3連覇した身体能力を生かし、映画「ハイキック・エンジェルス」、「BLOOD-C」シリーズ、ドラマ「仮面ライダーガッチャード」などアクション作品に多く出演する。ドラマ「仮面ライダーアマゾンズ」シリーズでは、2017年のジャパンアクションアワードでベストアクション女優賞優秀賞を受賞した。また2022年から2023年までキックボクシング興行「RISE」にてラウンドガールとして活動。2023年にはプロ選手としても出場し、デビュー戦では1ラウンド39秒でKO勝利を飾った。

坂巻有紗(サカマキアリサ)

2000年9⽉23⽇生まれ、埼玉県出身。2018年にデビューし、女優やモデル、歌手など多方面で活躍する。2023年公開の「GONZA」ではヒロイン・北嶋ナディアを演じたほか、大黒摩季による主題歌にもコーラスで参加。同年にスタートした「仮面ライダーガッチャード」では「冥黒の三姉妹」三女・ラケシスを演じた。そのほかの出演作に映画「夜を走る」「スパイスより愛を込めて。」など。2024年8月にはファースト写真集「私を見て…」が発売。同年9月に埼玉県所沢市の観光大使にも就任した。

福田沙紀(フクダサキ)

1990年9月19日生まれ、熊本県出身。13歳のときに第10回全日本国民的美少女コンテストにて演技部門賞を受賞。アイドルグループ・美少女クラブ31の第2期メンバーとして加入し、ドラマ「3年B組金八先生」第7シリーズで俳優デビュー。出演作にドラマ「ライフ~壮絶なイジメと闘う少女の物語~」「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」「平清盛」「仮面ライダーガッチャード」、映画「櫻の園」「ヤッターマン」、舞台「フラガール」など多数。

加部亜門(カベアモン)

2003年6月11日生まれ、東京都出身。2007年に子役として芸能活動を開始。出演作にドラマ「グッドライフ~ありがとう、パパ。さようなら~」「ネオ・ウルトラQ」「ぼんくら」「鎌倉殿の13人」「仮面ライダーガッチャード」など。劇場版アニメ「おおかみこどもの雨と雪」では声優デビューを果たした。2024年11月22日には山本奈衣瑠とダブル主演を務めた映画「夜のまにまに」が公開される。またNHK Eテレのバラエティ番組「にほんごであそぼ」に2008年から2022年まで出演していた。

※記事初出時、キャプションの人名に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

2024年10月16日更新