映画ナタリー Power Push - DISH//が語る「スーサイド・スクワッド」

ぶっ飛んだ悪党大集合!各メンバーが推しキャラ紹介

「そんな悪いことやっちゃうの!?」って部分が面白い(To-i)

──この映画は、アメリカで皆さんと同年代の若い層にもすごく人気があるんですよ。同世代として、いいと思うポイントってどこなんでしょうか?

RYUJI

To-i 王道じゃないっていうか、主人公たちの口が悪かったり、「そんな悪いことやっちゃうの!?」みたいな部分が逆に面白いんじゃないかな。悪党たちが集まって世の中のために任務にあたるけど、その途中でお店のガラスを割って物を盗んだり、本質は変わってないっていう。

RYUJI ヒーロー映画でヒーローが勝つのは当たり前だし、そうじゃなきゃ駄目じゃないですか。でも悪党が主人公で、そいつらがいい方向へ進んでくっていうのが、今までと違う流れなのかなって。今までの展開にちょっと飽きてきたなっていうところに、こういう新しいものが来たのは大きいよね。

TAKUMI 俺らくらいの歳の人たちって、正義のヒーローより悪者に憧れる部分が多いんじゃない? 悪党がカッコよく見える人にはきっとドンピシャなんでしょうね。しかもいろんな種類の悪党がいるので、ビジュアルを見ただけでもこうなりたいって思う部分があるんじゃないのかな。

「スーサイド・スクワッド」より、ハーレイ・クイン。

MASAKI うんうん。悪者たちに個性がありすぎて、それだけでも興味がそそられるし。あとはぶっ飛んでるだけじゃなくて、あのジョーカーみたいな悪者でも、人間らしいほっこりする部分があって。そういう共感できる部分がハマってくるんだと思う。

もう、アマンダ・ウォーラーが最高すぎて(MASAKI)

──最後に、この特集を読んでいるファンの方々に、ここに注目して観てほしい、というメッセージをいただけますか。

TAKUMI

To-i 俺は、終盤の戦闘シーンももちろんよかったんですけど、冒頭でそれぞれのキャラを紹介するところが好きで。1人ひとりが本当に面白くて見入っちゃったので、皆さんにもその部分に注目してほしいです!

RYUJI これだけ個性豊かなキャラがそろってると、その中で「この人が一番好き」って思うやつが絶対にいると思うので、好きなキャラを見つけながら楽しんでほしいです。ぜひ結末を観に行ってください!

MASAKI 俺はさっきから何度も言ってるんですけど……もうアマンダ・ウォーラーが最高すぎて。

一同 (爆笑)

MASAKI ストーリー的には敵となる悪者が別にいるんですけど、たぶんこのお話の中の一番の悪党はアマンダ・ウォーラーなんですよ!

TAKUMI もうわかったよ!(笑)

RYUJI まあ確かにどんな悪党よりも悪いと思いますけど(笑)。ほかの悪者も「こいつ、悪党だな」ってビビるような人間だし。

MASAKI 悪党の指揮官はやっぱり悪党だったっていうところを観てほしいですね。

TAKUMI 俺もかなり観たくなってきた。9月10日公開ね。

RYUJI 俺ももう1回観たい!

──ではTAKUMIさん、3名のお話を受けて、これから観るとしたらどこに注目したいですか?

左からMASAKI、TAKUMI、RYUJI、To-i。

TAKUMI 僕は昔からジャレッド・レトがすごく好きなんです。ほかの出演作を観ても役が憑依してるっていうか、毎回別人みたいだし、歌もやってる(※バンド“サーティー・セカンズ・トゥ・マーズ”で活躍中)から尊敬する部分が多くて。なのでジョーカーに注目したいですね。あとは……。

MASAKI (小声で)アマンダ・ウォーラー!

TAKUMI ……アマンダ・ウォーラーです(笑)。

To-i 負けたー!

RYUJI 結局アマンダには勝てなかったか(笑)。

MASAKIが注目したアマンダ・ウォーラーとは!?
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真島ヒロインタビュー
DISH//インタビュー
キャラクター紹介

「スーサイド・スクワッド」9月10日(土)全国公開

「スーサイド・スクワッド」9月10日(土)全国公開

迫り来る世界崩壊の危機を前に、米国政府諜報担当高官アマンダ・ウォーラーは“タスク・フォースX”の結成を提案。型破りなこの計画は、バットマンらヒーローに捕らえられ服役中の悪党たちに、減刑と引き換えに命懸けのミッションへ挑ませるというものだ。命令に背いたり任務に失敗したら、首に埋め込まれた自爆装置が即作動するこの“スーサイド・スクワッド(自殺部隊)”に集められたのは、最強スナイパーのデッドショットや、女ピエロのハーレイ・クインたち。正義感も団結力もない寄せ集めの最狂軍団は世界を救えるのか? また彼らの前に、ハーレイの恋人である悪の権化・ジョーカーも現れ……。

スタッフ / キャスト

監督:デヴィッド・エアー

キャスト:ウィル・スミス、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン、ヴィオラ・デイヴィス、ジェイ・コートニー、ジェイ・ヘルナンデス、アドウェール・アキノエ=アグバエ、アイク・バリンホルツ、スコット・イーストウッド、カーラ・デルヴィーニュ、アダム・ビーチ、福原かれんほか

DISH//(ディッシュ)

TAKUMI、MASAKI、RYUJI、To-iからなる、楽器を弾きながら歌って踊るダンスロックバンド。2011年12月に結成され、2012年6月に1stシングル「It's alright!」でCDデビュー。2013年6月にシングル「I Can Hear」でソニー・ミュージックレコーズよりメジャーデビューを果たす。2015年と2016年には、2年連続で1月1日に東京・日本武道館にて単独公演を行った。現在各メンバーは俳優としても活躍中。映画では、TAKUMIが北村匠海として「あやしい彼女」「ディストラクション・ベイビーズ」など、RYUJIが小林龍二として「サブイボマスク」に出演した。