映画ナタリー Power Push - DISH//が語る「スーサイド・スクワッド」

ぶっ飛んだ悪党大集合!各メンバーが推しキャラ紹介

俺、ディアブロになりたい(RYUJI)

──それぞれ一番好きだったシーンを、TAKUMIさんが観たくなるように紹介していただけますか?

「スーサイド・スクワッド」より、デッドショット(左)。

To-i 俺、ハーレイ・クインのことをめっちゃ話したいけど、シーンで言うとデッドショットの話になっちゃうかな。デッドショットが、政府の人間にちょっとバカにされた感じで「お前の射撃の腕を見せてみろ」って言われて、実際に的を撃つ場面がマジでカッコいいから。遠くにある人型の的を狙うんだけど、頭の中心1点だけを、1mmもずらさずにずーっと撃ち続けるの。

TAKUMI へえー。アクションシーンとかがヤバそうだもんね、この映画。

To-i そのときの音楽もよくて、めちゃめちゃ鳥肌立った! 音楽は1曲1曲をすごく豪華な人が作ってるし、劇中のいいところで流れるし、映画館の音の環境って最高じゃん。しかも動きを音楽に合わせてるところもあるんだよ。

RYUJI 戦闘シーンでポップな曲を使ってたね。

MASAKI だから「悪党たちは戦闘が好きなんだろうな、楽しんでるんだろうな」って思わされた。音楽のおかげで、キャラクターに感情移入もしやすかったよね。

「スーサイド・スクワッド」より、ディアブロ。

RYUJI 俺が一番うおーってなったシーンは、ディアブロが初めてちゃんと戦ったとき。

MASAKITo-i ああー!

TAKUMI (資料を見ながら)ディアブロは、人間発火装置?

RYUJI うん。炎を出すキャラなんだけど、みんなががんばってるときも、わけあって1人だけずっと戦ってくれなくて。でもいざ戦ったら、「うひょー、強ー!!」って。強いやつに限ってなかなか戦わないんだよねえ。この中だったら俺、ディアブロになりたい。カッコいいから。

To-i あのシーンは、「反則やん! めっちゃ強いやん!」ってなるよね。

MASAKI ディアブロいいよね。ある事件をきっかけに臆病者になっちゃってて、そのトラウマがまたいいんだよ。

TAKUMI 俺、けっこう弱味を持ってる系のキャラ好きなんだよね。トラウマ持っちゃってる人とか。ディアブロ、好きになりそう。

To-i TAKUMIはディアブロ好きになると思う。

MASAKI まあでもやっぱり俺のオススメは、アマンダ・ウォーラーかなあ。

TAKUMI (笑)

MASAKI ウォーラーがこのスーサイド・スクワッドを結成して世界を守ろうとするときに、ほかの政府の人たちが「悪党を世に放つなんて」って反対するんだけど、もう有無を言わさないの。さっきも言ったように、秘密を守るためならなんでもするし!

RYUJI

RYUJI ギャングか!って感じだよね。

MASAKI あとね、デッドショットには娘がいるの。で、彼が娘に勉強教えるシーンがあるんだけど……。

TAKUMI おー、それはよさそう!

MASAKI 三角形の斜辺を求める問題だったんですけど、デッドショットはスナイパーだから、高いビルの上から地上にいる敵を撃つときの距離に例えて教えるの(笑)。娘も親が殺し屋だって知ってるからそれで理解するし、デッドショットも「さすが俺の娘だな」って。そこもよかったよ。

俺は本番とかオーディションとか、勝負に強いタイプ(TAKUMI)

──例えばデッドショットは最強のスナイパーなのに子煩悩だったり、普段ははちゃめちゃなハーレイ・クインもジョーカーの言うことにはなんでも従ってしまうといったように、劇中ではそれぞれのキャラの強さと弱さが描かれていますよね。皆さんそれぞれの強味と弱味はなんでしょうか?

To-i

To-i 俺、何に強いんだろう? ゲームでもなんでも“用意ドン”で始めるものは、メンバーと一緒にスタートしても、出だしはいけますね。スタートダッシュが得意。まあそのあと抜かされちゃうんだけど(笑)。で、弱いのは虫とかオバケとかそのへん(笑)。

RYUJI 強いものかあ。うーん。

To-i RYUJIは運動神経がいいけど、水泳が苦手。

一同 (笑)

RYUJI 卓球も苦手。水泳と卓球はマジでできないです。

TAKUMI ピンポイントだね。俺はわりと勝負強いと思います。本番とかオーディションとかに強いタイプ。ただ疲れに弱いです。

RYUJI 持久力がね。

TAKUMI がんばります!

MASAKI

MASAKI 俺、ハートは強いと思います。パンティキャラって呼ばれてるんですけど。

RYUJI すべり散らしてるよね(笑)。

MASAKI どんなところでもパンティって言うし、すべっても平気なんで。いや、すべってるっていうか自分の中ではウケてるんですけどね。逆に弱いのは……。

To-i 女性に弱いよね。冗談でMASAKIに「あのスタッフさんに年齢聞いてきてよ」って言っただけで「それはほら、ちょっと……」ってなること、よくあるよね(笑)。

MASAKI 人見知りなんだよ! 人が苦手!

一同 (笑)

TAKUMI それはあるね。

To-i でも虫とかオバケには逆に強いんですよ。ゲテモノ系もパクパク食べておいしいって言っちゃうタイプ。

MASAKI 全然関係ない話ですけど、昨日テレビ観てたら、オオジョロウグモってやつがすごくおいしいって言ってたんですよ。だから食べてみたいなって思って。

RYUJI ……マジで全然関係ない話だな!

一同 (爆笑)

TAKUMI 知らないよ!(笑)

RYUJI これだけ関係ない話するやつ久々に見たわ! 勝手に食っててよ(笑)。

Contents Index
真島ヒロインタビュー
DISH//インタビュー
キャラクター紹介

「スーサイド・スクワッド」9月10日(土)全国公開

「スーサイド・スクワッド」9月10日(土)全国公開

迫り来る世界崩壊の危機を前に、米国政府諜報担当高官アマンダ・ウォーラーは“タスク・フォースX”の結成を提案。型破りなこの計画は、バットマンらヒーローに捕らえられ服役中の悪党たちに、減刑と引き換えに命懸けのミッションへ挑ませるというものだ。命令に背いたり任務に失敗したら、首に埋め込まれた自爆装置が即作動するこの“スーサイド・スクワッド(自殺部隊)”に集められたのは、最強スナイパーのデッドショットや、女ピエロのハーレイ・クインたち。正義感も団結力もない寄せ集めの最狂軍団は世界を救えるのか? また彼らの前に、ハーレイの恋人である悪の権化・ジョーカーも現れ……。

スタッフ / キャスト

監督:デヴィッド・エアー

キャスト:ウィル・スミス、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン、ヴィオラ・デイヴィス、ジェイ・コートニー、ジェイ・ヘルナンデス、アドウェール・アキノエ=アグバエ、アイク・バリンホルツ、スコット・イーストウッド、カーラ・デルヴィーニュ、アダム・ビーチ、福原かれんほか

DISH//(ディッシュ)

TAKUMI、MASAKI、RYUJI、To-iからなる、楽器を弾きながら歌って踊るダンスロックバンド。2011年12月に結成され、2012年6月に1stシングル「It's alright!」でCDデビュー。2013年6月にシングル「I Can Hear」でソニー・ミュージックレコーズよりメジャーデビューを果たす。2015年と2016年には、2年連続で1月1日に東京・日本武道館にて単独公演を行った。現在各メンバーは俳優としても活躍中。映画では、TAKUMIが北村匠海として「あやしい彼女」「ディストラクション・ベイビーズ」など、RYUJIが小林龍二として「サブイボマスク」に出演した。