中村正人も興奮!ドリカムの歌詩の世界を独自に映像化したドラマ「5つの歌詩」、著名人やキャストが魅力を語る

DREAMS COME TRUEの楽曲の歌詩からインスパイアされて独自に映像化したオムニバスドラマ「5つの歌詩(うた)」エピソード1「空を読む」、エピソード2「マスカラまつげ」がスターチャンネルEXで配信中。同シリーズでは、「空を読む」「マスカラまつげ」「TRUE, BABY TRUE.」「何度でも」と書き下ろし新曲の歌詩から解釈した物語が展開される。家族、恋人、友人、大事な人など、身近な“あなた”という存在に思いを馳せずにはいられない、感動的なストーリーが紡ぎ上げられた。

映画ナタリーでは、各話を鑑賞した著名人たちから寄せられたコメントを掲載。また「空を読む」より貫地谷しほり、「マスカラまつげ」より高梨臨、「TRUE, BABY TRUE.」より新川優愛、「何度でも」より吉沢悠、そしてDREAMS COME TRUEの中村正人が集合しての豪華な座談会を実施した。キャストそれぞれが抱く楽曲とドラマへの思い、中村が抱いた興奮の理由とは。

取材・文 / 大谷隆之撮影 / ツダヒロキ(座談会)

歌詩から広がったドラマの世界をどう見る?
著名人コメント集

EPISODE 01「空を読む」

「空を読む」

「空を読む」

13年前にインテリアデザイン会社で出会った歩実と泰輔。2人は夫婦となるが、仕事人間で無趣味の泰輔と過ごす日々はマンネリ気味で交わす言葉も少ない。そんな中、歩実はお互い好意を抱きながらも別れた元カレのカメラマン風見光太の名前を雑誌で見かけるのだった。キャストには貫地谷しほり、渡辺大知、三浦貴大が名を連ねる。

休日課長からのコメント

休日課長

「空を読む」を聴くと自己投影せずにはいられない。
きっと、共感していただける方、とても多いと思います。
聴いた人の数だけ無数に解釈の存在する「空を読む」の世界を、鮮やかに、かつ“すっ”と受け入れられるストーリーで具現化したドラマだな、と感じました。

慣れて、当たり前になって、いつもそばに居た幸せが突然消える。
互いが守ろうとしていたはずのものが、ちょっとした事で崩れたり。
相手の気持ちを読めない事に苛立ち、不信感を抱き、結果、そんな自分が嫌になる。
その気怠さから救われたくて、空を見上げる。
すっかり自分から手放してしまったはずなのに、余韻を探して、空を見上げたりもする。

でも逆に、ひとつまみの塩梅で光が刺したり、突然視界が華やかになったりする。

その事が、辛い時期とかだと見えづらかったりするんだけど、このドラマはその部分を素敵に、そして軽やかに描いているなぁ、と感じました。いつか素敵な人と二人で空を読んでみたいなぁ。

個人的には、夏の夜、空を眺めるようにまったり見るのがおすすめです。是非。

プロフィール

休日課長(キュウジツカチョウ)

1987年2月20日、埼玉県出身。ゲスの極み乙女、DADARAY、ichikoro、礼賛のベース担当。著書であるレシピ本「ホメられるとまた作りたくなる!妄想ごはん」を原案にしたドラマが2021年に放送された。

EPISODE 02「マスカラまつげ」

「マスカラまつげ」

「マスカラまつげ」

高校生の頃から裏方気質で、現在は結婚式のドレスコーディネーターとして働いている咲良。彼女の楽しみは、3年前に飲み会で知り合ったシンガーソングライター・亮輔の路上ライブを見に行くこと。淡い恋心すら抱いていたのだが、亮輔から「ドレスを選んでほしい」というメッセージが携帯に突然届く。キャストには高梨臨、結木滉星、安野澄、石川恋、金子昇らが並んだ。

ニッチェからのコメント

ニッチェ
近藤くみこ

DREAMS COME TRUEが作り出した「マスカラまつげ」に心酔し、
それを聞いて自分の頭の中で再生される「マスカラまつげ」に思いを馳せる。
最高の音楽の楽しみ方です‼︎
そして今回DREAMS COME TRUE×岡田惠和さんで作り出された新たな「マスカラまつげ」ストーリー! どれだけ楽しませてくれるんですか!!
ドラマを見終わった後、自分のマスカラのまつげがどうなっているのか鏡でチェックしてください笑
公式HPの中村正人さんと岡田惠和さんの豪華対談も必見です!!

江上敬子

ドラマの最後「マスカラまつげ」が流れてきた時、私の涙も流れました。
主人公は親友のお陰で、ちゃんと前に進んでいけるのですね。良かった~。
ドリカムの名曲の中には、失恋の歌も沢山あります。
そして曲の中で、その失恋を支える友達の姿も印象的。
私が失恋した時も、いつも側には友達がいました。
相方の近藤さんもその1人です。
あ~、失恋ソング縛りで歌いまくった、阿佐ヶ谷のカラオケオールが懐かしい!!
今度近藤さんを誘って、ドリカム縛りでカラオケしたいな。
近藤さん、いつも「サンキュ.」!

プロフィール

ニッチェ

江上敬子、近藤くみこによるお笑いコンビ。2011年7月には「第2回 あなたが選ぶ!お笑いハーベスト大賞」、同年10月には「平成23年度 NHK新人演芸大賞」演芸部門で優勝を果たす。「女芸人No.1決定戦 THE W」では2017年と2018年の2年連続で決勝に進出した。コンビとしては東海テレビ「スイッチ!」、TBS系「王様のブランチ」などにレギュラー出演中。

EPISODE 03「TRUE, BABY TRUE.」

「TRUE, BABY TRUE.」

「TRUE, BABY TRUE.」

泣き虫で甘えん坊の息子・陽翔を心配する美月。雷が鳴っている中、自転車で買い物に出かけた彼女は、突然響いた激しい音に包まれる。目を開けると、そこには18歳になった陽翔がいたのだった。新川優愛、望月歩、笠原秀幸、加部亜門、斎藤さららが共演している。

山田花子からのコメント

山田花子

同じ息子を持つ、母親として
このドラマを見させてもらいました。
母親と息子のまるで、恋人同士みたいな同棲生活が始まり、羨ましくて、画面釘付けよ!!

ラストシーンでは、今までの子育てを色々思い出して号泣!!
ドリカムの曲は、いつ流れるのよって、ソワソワさせて…
ここで?!!
歌声が聞こえてきたら
もう、目が真っ赤よ!!
やっぱりドリカムの曲って
最高ね!!
私が教えた通りに曲作りやってるわね!(笑)

プロフィール

山田花子(ヤマダハナコ)

1975年3月10日生まれ、大阪府出身。お笑い芸人。1988年に吉本興業よりデビューし、吉本新喜劇で活躍中。「明日があるさTHE MOVIE」「嫌われ松子の一生」などの映画にも出演し、「無花果の顔」では主演を務めた。

EPISODE 04「何度でも」

「何度でも」

「何度でも」

大手保険会社に勤める清一は、転勤先であわただしい日々を過ごしていた。6歳になる息子の自転車の練習に付き合うも、なかなかうまくいかない。そんなとき、清一は妹から「30年前に突然姿を消した父親が見つかった」と連絡を受ける。吉沢悠、紺野まひる、湯田幸希、小島藤子、佐戸井けん太がキャストとして名を連ねた。

片桐仁からのコメント

片桐仁

父親として、社会人として、「自分はこうあるべきだ!」という思いが、生きる原動力になることもあれば、自分を苦しめることもある…。
でも、身の回りの愛する人たちが、見ていてくれる。
助けてくれる。

分かる!分かるよ~! 泣いちゃうよ~!

毎日頑張って働いているお父さんたちに、このドラマを観て欲しいです。

改めてドリカムの曲の力、ハンパねー。

プロフィール

片桐仁(カタギリジン)

1973年11月27日生まれ、埼玉県出身。多摩美術大学卒業。俳優・声優業に加え、彫刻家としても活躍している。映画「空母いぶき」「“隠れビッチ”やってました。」や、ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」「あなたの番です」などに参加。公式YouTubeチャンネル「ギリちゃんねる」を不定期で更新している。

真田佑馬からのコメント

真田佑馬

作品を見た時に、僕が人生で最初に挫折した瞬間を思い出した。
そして挫折した瞬間には、いつも誰かの「声」があった。

ようやく僕も誰かに「声」をかけられる大人になったようです。
この作品を観た後から、誰かを応援したい! そんな気持ちで満たされています。

中学生の時に聴いていたDREAMS COME TRUEの「何度でも」は、辛い時に背中を押してくれました。
そして30歳を手前にして聴く「何度でも」は、無償の愛で声をかける事の大切さを教えてくれました。

この記事を読んでるきみも「何度でも」の感謝を、前を向いてしがみついて胸掻きむしってあきらめないで叫べ!

P.S. この後の「うぉぉぉぉ!」が一番好きです。

プロフィール

真田佑馬(サナダユウマ)

1992年11月21日生まれ。7人組グループ・7ORDERのメンバーでギターを担当しているほか、作詞作曲など、楽曲のプロデュースも手がけている。大学では映像芸術を学び、実際に映画制作などを行っていた。2022年8月24日に3rdシングルが発売されるほか、9月14日より秋ツアーを開催する。

吉田沙保里からのコメント

吉田沙保里

この先の人生では、いくつもの壁に突き当たるかもしれないし、
悔しくて悲しくて涙を流すこともあるかもしれない。
でも大切なことは、その度に立ち上がり前を向き踏み出すこと。
その原動力となる身近な人や家族が差し伸べる愛情にウルっときました。

プロフィール

吉田沙保里(ヨシダサオリ)

1982年10月5日生まれ、三重県出身。元レスリング選手。女子レスリング世界大会16連覇、個人戦206連勝という快挙を成し遂げる。アテネオリンピック、北京オリンピック、ロンドンオリンピックで優勝しており、2012年には13大会連続世界一を記録。国民栄誉賞を受賞、紫綬褒章を3度受章している。2019年に現役を退いた。